久しぶりの投稿になってしまいましたが、今回もいつもと同様に洗い方を紹介させて頂きたいと思います!
ブログサイトの方は気を抜くとついつい滞ってしまいますが、instagaramでアップロードしたものをよりわかりやすく発信できればと思いますのでご参考頂けると幸いです◎
さて今回は、お客様にご相談頂きました内容をこちらでもシェアさせて頂きたいと思います。
『革靴を色落ちさせず、洗いたいのですが…』
という内容です◎
お仕事などで使われている方も多いですし、蒸れやすいので夏場は臭いなども気になりますよね…
ご興味ある方は覗いてみてください。
自分で「洗う」のはオススメできないの!?
冒頭に言うことではないかもしれませんが、洗剤専門店ということもあってなんでもかんでも洗うことを推奨するかというと実はそうではありません笑。
洗って痛んでしまうものや、失敗する恐れがあるもの、専用の道具が必要となるものなどは、残念ながらおウチで洗うには向いてません….
お金が掛かったとしても製品がダメになってしまっては意味がないので、クリーニング店様などに出すことをオススメすることも多いです◎
今回の革靴も『メンテナンス』はご自分でも出来るかと思うんですが、「丸洗い」となるとそれ相応のリスクを伴うため、大事で大事な革靴ほどプロに洗って頂くことをオススメしています◎
逆に「普段履きだし、お金掛けるほどじゃないかもだけど捨てるのも勿体ないしなー」という方はご参考にされてみても良いかもしれません。
革靴は少しでも縮むとダイレクトにサイズ感が変わってしまうこともありますし、元々革素材自体が洗うことに向いてないこともありますし、色もかなり出やすい素材です。
それでもやりたい!という方は丁寧な方法でリスクも最小限に収めた方法をお伝えしますので読み進めてみてくださいね◎
革靴を実際に洗ってみる
【準備するもの】
・デニムが色褪せない洗濯洗剤
・洗面器
・柔らかいスポンジ
・乾いたタオル
・靴型
①洗面器に水500ml程度にデニムが色褪せない洗濯洗剤を10ml入れて、しっかり泡立てます!柔らかいスポンジを使いなるべくモコモコにして「泡クレンジング」の準備のイメージです。
②革靴の表面の汚れをブラシで落とします(※砂などが残ると傷になる恐れがあります)
③先程泡立てた「泡」の部分を軽く乗せて、靴の表面に乗せ、柔らかいスポンジで軽く撫でるように外側を洗っていきます。
(※ブーツなどハードなものは断裁面などを丁寧にやると綺麗に見えます)
④大体外側が終わったら、軽くスポンジに洗剤液を吸わせて靴の内側を擦っていきます。内側も革靴は革素材であることも多いので表面と同様軽く素早く行いましょう。
⑤水で全体を濯ぎきります。
なるべく短時間でサッと流しきるのがポイントです。
⑥乾いたタオルで中や表面の水分をとっておきます。
⑦【重要ポイント!!!】
革靴は乾いていくときに縮んでしまうことが多いです。可能であれば靴型を準備し、湿った状態から入れてあげます。
(ないときはタオルや新聞紙などを利用してなるべく成形して乾燥させてください)
⑧なるべく早く乾かすことが重要なので、扇風機などに当てて乾かしていきます。空気の流れで乾燥させていくことが縮みは最も少なく乾燥できます。
⑨湿った状態から乾いていく最中に型が固まっていきますので、心配なときは時折履いてみてチェックしてみてください。
⓾乾いたら、革専用クリームなどをしっかり塗り込み乾燥を防ぎ、油分を補ってあげると新品のような輝きを取り戻すことができます。仮に乾燥後硬くなってしまってもここで回復することが多いです◎
基本はメンテナンスで補おう!
どうしても皮革素材の性質上、ガンガン洗っても大丈夫!!というものではありませんが、注意して洗えばご自分で洗うこともできます◎
ただしあくまでご自宅で洗うことを想定していない部分もあるため、なるべく汚れないように普段からのメンテナンスや休ませながら使ってあげることが最も重要です。
クリーニング屋さんも上記なような形で基本洗うことは同じなのですが、専用設備などがあるためご家庭でやるよりは大幅にリスクが少なく洗うことができます。
ご自宅での基本はメンテナンスでブラシで汚れを落としてあげたり、保湿クリームを塗り込むことで雨や汚れを弾いてケアするようにしてあげましょう!とは言え、夏場の時期はどうしても汗をかくし通気性も良いものではありませんので中の部分は汚れちゃいますし、後は製品の価格とバランスを見て考えてみてください・・・!
心配であれば、信頼できるクリーニング店様だと、より特化したものでケア出来るので手間と合わせて検討してみてください😌
あくまで参考価格ですが、クリーニング店だと4000円前後くらいから受けていただけるのではないかと思います。ご参考までに♪