シミをカテゴリ分けして簡単に!

こんにちは!

本日はお客様からのご質問で最も多い【シミ】についてより分かりやすく自分で考える材料としてヒントになるようなことを更新したいと思います。

やっぱり多い「シミ」のご質問・・・!

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その中でも最も多い質問はこちらです!

「この汚れは落ちますか?」

私たちはまず洋服の素材を見て、今度は「汚れ」を見て、素材や形が消耗せず、「汚れ」を落とす方法を考えます。
この汚れというのは大きく3つに分類分けされます。


【不溶性の汚れ】
塵やホコリ、泥汚れなど物理的なもの。具体的にはスニーカーや墨汁、顔料ボールペンなどもこちらに含まれます。

【油汚れ】
様々な種類の油汚れ。植物性なのか、加温されているのかなど種類にもよります。具体期には食べこぼしや襟汚れなど。

【タンパク質汚れ】
タンパク質由来の汚れ。ピンと来ないかもしれませんが、襟の汚れや血液、ミルクの黄ばみや、動物の臭いなど。
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今回はこの中で「油汚れ」と「タンパク質汚れ」の違いをざっくりお話したいと思います。

お湯でOK?熱湯が良い?

洗濯を行うときに基本的に暖かい「お湯」で洗えば洗うほど汚れ落ちは良くなります。

これは「油汚れ」のようにお湯で油汚れ自身が緩みやすく剥がれやすくなることもありますし、また同時に洗濯洗剤自体の力も100%引き出すことができます。

ですので、「油汚れ」が付いたとわかる場合は、基本的にまず試してもらいたいのは「油汚れに強い洗濯洗剤」「お湯」で洗って頂くことです◎

(※素材によってはお湯で洗うことで良くないものもあるのでよく確認の上洗ってください)

洗濯の温度は非常に重要で高ければ高いほど汚れは落としやすくなります◎

特に寒い今のような時期は普段のお洗濯ではお水が冷たく、蓄積して黒ずみやすくなったりしますので冬こそ意識してお湯を使ってみてくださいね◎

タンパク質はちょっと特殊な汚れ

最後は「タンパク質汚れ」について。
これは『ゆで卵』をイメージしてもらうと分かりやすいのですが、温度が加わる前は半熟トロトロの液体状です。これが急激に高い温度を加えると「ゆでたまご」になって固まってしまいます。

つまり「タンパク質汚れ」は急激に温度を加えると、繊維に入り込んだ状態で凝固してしまい、通常より取れづらくなってしまうんですね..!


その時に役に立つのが、「酵素」がしっかり入っている洗濯洗剤です(=しみ抜き剤に近い)

酵素は高価なものですので、市販品に入っている量はごくわずかです。なのでもし購入される場合は「酵素」に特化したものをお選び頂いたほうが良いかと思います。
MATINAではパッケージリニューアル中ですが「女性のための洗濯洗剤」などがそれに該当します◎

女性のための洗濯洗剤

【経血やデリケートゾーンの汚れにも】
1年以上経った古い血液汚れやシャツの襟汚れを効果的に分解します。
お料理の時にお肉などのタンパク質を柔らかくする「タンパク質分解酵素」が汚れも柔らかく浮かします。
諦めて捨ててしまっていた汚れに直接シュッと振りかけて、ぬるま湯(40度)くらいに漬け込み30分以上放置して漬け込み洗いでお使いいただけます。
他にも、食べ物の油ジミ、ミルクの黄ばみ、オシッコなどのお漏らし、小さなお子様のウンチ、汗の匂い、魚の生臭い匂い、嘔吐物などにも効果的です。

使い方は基本的に簡単で、スプレー噴霧や漬け込み洗いで洗うだけ。
ただしこの時に「お湯」を使うと汚れが固まっちゃうので、40°くらいのゆで卵で言うと「ちょっと固まる?」くらいのイメージで保温してあげるとより効果的です😌
酵素ももっとも活動が活発な温度帯が40℃〜45℃となります。
ぜひお試しあれ!

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ABOUTこの記事をかいた人

45年続くクリーニング卸売業の3代目。お客様であるプロのクリーニング屋さんに繊維や仕上げ方などを教わりながら、現在では洗浄技術などをプロのクリーニング店に提案するように。 より多くの方に身近な洗濯や洗剤、せっけんのことを知って暮らしを楽しんで欲しいとの想いから福岡に2017年からスタートした洗剤専門BUBBLEMAN STOREは、2022年に移転を機にブランドのフラッグシップショップ「Laundry shop MATINA(マティーナ)をオープン。 「洗い方」を伝えるランドリーブランド「MATINA(マティーナ)」はアパレルショップ、雑貨屋さんなどを中心に全国65店舗展開中。 アパレルショップの素材や洋服に合わせたメンテナンスの監修や、企業様に合わせたオリジナル洗濯洗剤の開発も行なっている。 販売店様では洗濯教室などの体験型のワークショップだったり直営店では毎週金曜日に手作り無添加石鹸教室なども行っています。