いつまでも清潔に♪ぬいぐるみの洗い方

こんにちは。ブログを見に来てくださりありがとうございます。

今回は『ぬいぐるみ』の洗い方です。

お子さんがいらっしゃるご家庭はもちろん、大好きなキャラクターや推しのぬいぐるみ、旅先でのお土産など。。

皆さん誰しも1度は必ず手にした事があるかと思います^^

そんなぬいぐるみ達をお家で簡単に(しかも綺麗に)洗えたらいいな〜と思ったので、ぜひシェアさせて下さい♪

(※素材や中身によっては洗えない物もあると思いますので、1度調べてからお試し下さい)


私たちMATINA(マティーナ)は洗濯洗剤専門店として

「これってどうやって洗うの?」「自宅で洗えるのかな?」

というお困り事にも、積極的にお客様にお答えできたらいいなと考えております^^

他にもいろんな『洗い方解説』していますので、ぜひ他記事もご覧ください。


ぬいぐるみはどうして汚れるの??

よくお子さんなんかはお人形ごっこしたり、一緒にお出掛け先に持って行ったりしますよね^^

そんな私スタッフYの次女も、2年間ずーっと肌身離さず大事にしているぬいぐるみがありまして。。。

最初の頃は、汚れてきたな〜と思うタイミングで定期的に洗濯機で洗っていました。

やり方としてはドラム式の洗濯機にポイっと放り込んで、洗い〜乾燥まで終わらせるというズボラな洗濯方法でしたw

でも段々と黒ずみや黄ばみが取れなくなってきて、汚れが気になるようになってきました(汗)なんせ毎日家中で持ち歩いているので。。頑固な汚れになってしまったようです。。

どうして汚れてしまうのか、そして汚れが落ちなくなってきているのかも合わせて考えてみたいと思います。

黒ずみ、黄ばみの原因は?

一般的に言われている黒ずみ黄ばみ汚れというのは

  • 手垢などの皮脂汚れ
  • ほこり
  • よだれや油汚れ

が主な原因として考えられますね。

手垢や皮脂は目に見えませんが、イメージとしては家でよく触るスイッチや壁が汚れているwのを想像してもらうと良いかもしれません。

我が家のぬいぐるみの汚れがなかなか落ちにくくなったのも、この蓄積した皮脂汚れが大きな原因なのかなと思いました。

早く元の真っ白な姿を見たいなぁ・・・

注意!実はこんな要因もあったりする・・

他にも意外と知られてないのが、すすぎが不十分なことによる洗剤成分(洗い残し)の酸化などもあります;;

皮脂汚れに効果的な酸素系漂白剤を用いてお洗濯すると確かに綺麗になります。

ですが『すすぎ』が不十分だった場合、洗い残しから酸化が進み、後から段々と黄ばみが目立つようになってくるんです。

特にぬいぐるみには中綿なんかが入っているので、中までしっかりすすぐには何度も押し洗いしたり洗い残しをなくす工夫が必要になってきます。

ぬいぐるみの大きさや物によって変わってきますが、まずは十分にすすぎができるのかどうかで判断していただけると良いかと思います!

おそらく今回は全体的な黒ずみなので皮脂汚れが主な原因になっていると考えられるため、そちらに着目して洗濯をしていきたいと思います!

洗い方解説〜実際に洗ってみよう!〜

STEP1:中身と外側の確認

まずは中綿以外に入っていないものはないか、

洗濯表示タグが付いているものでしたら、そちらも確認してみてください。

また外側にも洗えない装飾品が付いていないかを確認します。

あらかじめ取り外せそうなものがあったら、先に外しておきましょう^^

今回は実際に我が家で愛用されている『シナモロール』で試したいと思いますが、元が真っ白だっただけにかなりくすんで見えます・・・

ごめんねシナモロールくん。。(知ってました?実は男の子なんですよ〜w)

リアルな感じの汚れ具合ですねぇw よく見るとシミ?のような汚れが数ヶ所あって、全体的にだいぶくすんでいます。

STEP2:洗いの工程へ

洗面器や容器にぬるま湯を用意してぬいぐるみをつけます。

部分洗いが必要なとき(ない人はスキップしてOK)

全体をチェックして特に汚れている箇所やシミがある場合は、先にそこだけ部分洗いをしましょう。(今回は省きます)

そんな時に使うのはMATINA(マティーナ)で実はリピーター率が高い人気の

『女性のための洗濯洗剤』です。気になる箇所に直接噴射します。

酵素の力で汚れを分解してくれるのですが、よりその効果を上げるためにお湯を使用することをおすすめします。

1年以上経った古い汚れやシミを落とすのは、強力な油脂分解のD-リモネンを通常の洗濯洗剤にはない贅沢に配合。またお「タンパク質分解酵素」が普段の洗濯では落ちない「タンパク質由来の汚れ」に効果的にアタックします。

『女性のための洗濯洗剤』は経血やミルクの汚れ、さらには襟袖の汚れにも効果的なのでとっても重宝します◎

あと部分洗いでシミなどを綺麗に落とすコツは指やブラシをうまく使っていくことです!

特にぬいぐるみは中綿が入っているため、下の画像のように揉み込んたりするのが難しかったりします。

カジタク様HPより画像引用

細かいところは指や古歯ブラシなどで、面積が広いところは洗濯用ブラシなどでやると良いですね。お手持ちのブラシでももちろん良いですが、デリケートな素材ののもにはこのような豚毛の洗濯ブラシもおすすめです^^

素材を選ばず万能に使えるこちらのブラシは「豚毛」の特性を使い、コットンやリネン、ポリエステル素材はもちろん優しく撫でるように使うとウール製品やデリケート素材にも使えます。 水にも油にも溶けない泥汚れ、クレヨン、墨汚れ、食べこぼし、襟垢汚れなどにオススメです。

市販の化学繊維系のブラシとは違って泡立ちもよく、毛にしなやかさがあり汚れを絡めとりつつ綺麗にするので生地も痛みにくいのが特徴です。


部分洗いなしで全体を洗うとき

まずはぬいぐるみ全体が浸かれるくらいの容器に『肌に優しい液体石けん』とお湯を入れて、よく混ぜて泡立ててからぬいぐるみを入れます。

もし大きいサイズだったり、まとめていくつもする場合は洗面台や浴槽などでしてくださいね。

我が家は大きめの洗濯桶に入れてみました。ちょっぴり窮屈そうでしたがw

そしたらそのままお湯の中に30分程つけ置きします。

気になる所があれば揉み込むようにしておきましょう。

汚れ落ちに関してはお湯が断然お勧めです。冬場はお湯もすぐ冷えたりするので、蓋して保温したりお湯を少し足したりしてくださいね。

STEP3:すすぎの工程へ

次はつけ置き後のすすぎ作業です。

実はこの「すすぎ」が一番大事な工程なんです!というのも先ほど説明したように、ぬいぐるみに中身は中綿がほとんどです。

中まで浸透した洗剤をしっかりと落としてあげることが大事になってきます。

30分ほどつけ置きしたあと1度ぬいぐるみを取り出して汚れが落ちているか確認してみます。

全体的に落ちていればOKです^^

そのあとは綺麗なお湯(または水)に替えて、染み込んだ洗剤を押し洗いして流してあげます。

1度では洗剤流れきっていないと思うので、2〜3回繰り返し濯ぐのがベストです。

そしてここでもワンポイントアドバイスです!!!

すすぎの時にクエン酸を使ってみよう!!です。

なぜクエン酸使うのかは、以前のブログでご紹介しておりますが

クエン酸の力で白さがより際立ったり、ふんわり感もUPします。

何より石けんカスも落としてくれるので洗い残しの心配もなく安心です。

使うタイミングとしてはすすぎ工程の時なので、新しい水を洗面容器に入れた時で大丈夫ですよ。

柔軟剤は使いませんので、クエン酸でリンスをしてあげるようなイメージですね◎

STEP4:脱水・干しの工程へ

お次は脱水・干す作業です。

脱水のやり方

ある程度すすぎが完了したあとは脱水で水分を抜きます。

特に中綿が詰まっているぬいぐるみなんかは、多くの水分を含んでいますのでしっかりめに脱水してあげましょう!

やり方としては

  • 「洗濯機の脱水モードを使う」
  • 「タオルで押し当てる」
  • 「ぎゅーっとしぼる」

この辺りなので、ぬいぐるみの状態に応じてやってみてくださいね。

大きなぬいぐるみはたっぷり水分でかなり重くなります!しばらく持ち上げてあげると重みで水分がだいぶ落ちてくれますよ♩

今回、我が家のシナモロールくんは割と丈夫な子だったので、洗濯機の脱水コースでやりました!

干す前に必ずチェック!

脱水したあとの干す前にもぜひやっていただきたいことがあります!

それは中綿のヨレや型崩れなどのチェックです。

もし中の綿が一箇所に寄ってしまった場合は干す前につまんだりして丁寧にほぐしてあげましょう。

今回の場合も、脱水した後に確認するとお耳の中綿が一箇所に寄ってしまっていたので

ほぐしてげると少しマシにまりました。(よかったぁ〜・・)

型崩れもある程度は仕方のないことですのですが、やはり乾かす前に少し整えてあげた方が良くなるので整えてあげましょう^^

あとはしっかり脱水できているか再度確認してください。

干す・乾燥

干す時はお天気のいい日に日陰ぼしで干してあげましょう。

洗濯バサミで挟むと重さで下に伸びたまま乾くといけないので、なるべく平干しや型崩れしにくい干し方でお願いします。

↑こちらはコンパクトになる平干し用ネットです。

ニットやぬいぐるみなどには最適ですね!

通気性も良さそうですし、飛散防止バンドも付いています◎

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↑こちらは布団乾燥機専用の袋のようです。

この袋を使えば布団以外のぬいぐるみ衣類なんかも乾燥できるので便利ですね!

布団乾燥機をお持ちの方はぜひ^^

あとは、自然乾燥よりも乾燥機を使って素早く乾燥していただいた方がいいので、

ご自宅に乾燥機があればご自宅で、なければ理想はコインランドリーにある乾燥機に10分〜ほどかけてもらうのが一番おすすめではあります。

以上が洗い方になります!!


いかがでしたか??^^

次女ちゃんの大切なぬいぐるみ・・・

丁寧に洗い〜干しまでやってあげると見違えるように綺麗になりました☆

乾かしている間「まだかな〜?」「ちゃんと綺麗になるかな〜?」と心配?していた次女も大満足の仕上がりになったので、私も一安心です^^

昔たくさんアンパンマンの小さなシリーズのぬいぐるみを持っていてよく汚れていたので

この洗い方、子供がもっと小さい時に出来ていればもっと良かったのにな〜と思いました;

そんな昔の私のような方たちがもしいてお役に立てれれば嬉しいです♩

皆様も何かお洗濯についての悩みやお困りごとがありましたら、お気軽にお問い合わせください^^


ランドリーショップ MATINA(マティーナ)
福岡県久留米市本町3-9
営業時間/毎週水曜〜金曜 11:00〜16:00
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ABOUTこの記事をかいた人

45年続くクリーニング卸売業の3代目。お客様であるプロのクリーニング屋さんに繊維や仕上げ方などを教わりながら、現在では洗浄技術などをプロのクリーニング店に提案するように。 より多くの方に身近な洗濯や洗剤、せっけんのことを知って暮らしを楽しんで欲しいとの想いから福岡に2017年からスタートした洗剤専門BUBBLEMAN STOREは、2022年に移転を機にブランドのフラッグシップショップ「Laundry shop MATINA(マティーナ)をオープン。 「洗い方」を伝えるランドリーブランド「MATINA(マティーナ)」はアパレルショップ、雑貨屋さんなどを中心に全国65店舗展開中。 アパレルショップの素材や洋服に合わせたメンテナンスの監修や、企業様に合わせたオリジナル洗濯洗剤の開発も行なっている。 販売店様では洗濯教室などの体験型のワークショップだったり直営店では毎週金曜日に手作り無添加石鹸教室なども行っています。