移転備忘録〜配置とメインカウンター計画編〜

こんにちは。

ブログを見てくださりありがとうございます。

さて、〜その1〜編では物件探しから決定までのお話と、

店内の雰囲気イメージカラーを決めるところまでご紹介させて頂きました。

前回の続きになりますので、もし良かったら

こちらから先にお読みくださると嬉しいです♩

配置を考える

イメージカラーが決まった事で、お次は一番重要!と言っても過言ではない

【配置決め】に取り掛かっていきました。

レジカウンターや商品のディスプレイ棚、ストック保管場所、洗剤量り売りコーナー

ざっと思いつくだけでもこんなに沢山配置するものがあります。

そして新たにこの店舗から追加したい大物〇〇も置く予定・・・!

(こちらはまた後日、個別で紹介させて下さい^^)

洗濯洗剤専門店らしいこだわりの内装を目指して

  • 奥の部屋は◯◯スペースに
  • 水回りまでこだわりを
  • メインフロアには何を置く?

の3本立てで、主にご紹介していきたいと思います。

(さーて、来週のサザエさんは〜?みたいな感じになっちゃいましたね‥笑)


奥の部屋は〇〇スペースに

正面の奥に見えるドアの向こうは6畳ほどの部屋があります。西側にあるので午後からは日当たりがよく、とても明るくて暖かい場所です♩店舗側と比べると天井は低めなのですが、人は適度に空間が狭い方が仲良くなれるらしく、こちらにはそんなスペースとしても最適なんじゃないかな?と!

スターバックスコーヒーのカウンターの上や、バーのカウンターの上にある天吊りの天井は照明を設置するだけでなくそんな効果もあるらしいですよ◎

↑こんな感じで一角の天井を低く見せている?(スターバックスコーヒー京都岡崎蔦屋書店より引用)

ですので、奥のエリアはスタッフEさんが毎週金曜日に行っているワークショップの石けん教室だったり、ミーティングができるようなスペースにしていきたいと考えました。

作業台の幅をイメージしながら・・・

限られたスペースの中に狭くないようにテーブル側の幅のイメージを作って考えていきます。

通路は大体このくらいかな・・・

教室やワークショップに参加してくださる皆さんに寛いでもらえるような空間にできたらと思い、この一室はお店のメインフロアとは少しだけ違う雰囲気に・・・と考えています♪


洗濯洗剤のお店なので水回りはこだわりを

水回りは洗濯洗剤のMATINAとしてはやはりこだわりたいところ。

でも現実には「水道管」「給湯器」があって自由になんでもかんでも水道を立ち上げるのは難しいかったりもします・・・。

漬け込み洗いで洗濯を行う中でお湯が使えないのはあり得ない・・・。

「配管をどうする問題」に直面いたしました・・・。

↑あえて配管が見えるならこんな感じもありなのか?

一番の鬼門はトイレ前のところでした・・・。

プロの水道屋さんに聞くと中でも「排水管(洗濯や手洗いで使用した汚水が流れていくところ)」は斜めに傾斜を取る必要があるらしく、床がコンクリート剥き出しの店舗ではどうしても店舗を縦断させる必要があるとのことでした。

奥に見えるのはトイレのお手洗いスペースなのですが果たして階段の途中に配管があるのはどうなのか?邪魔ですしここに配管があると足元降りるときなども怖いですよね。

MATINA(マティーナ)らしく清潔感を意識しながらも、カウンターの中や洗うスペースなどやりたいことを実現していくのですが、水道工事の問題で直面する問題・・・!

なかなか予定通りスムーズに行かないことの連続です・・!


メインのお店のフロアには何を置く?

前置きが長くなってしまいましたが、ようやく本日のブログの主役!!

メインフロアについてみていきたいと思います。

カウンターの高さをスタッフと考えてみます。こちらは入口入ってすぐ左側のエリアです。

「こちらでワークショップをしてもらう?」

最初はレジカウンターにバーのように腰掛けて向かい合って体験を味わってもらおうか?などの案もありました◎

あともう一つ大きな課題。

MATINA(マティーナ)は、パウダー・リキッドタイプどちらも量り売りできることを店舗のビジュアルで表現したい!

直営店では洗濯洗剤の空容器をお持ちいただくと、その場で必要な量をお求めいただけます。

以前の店舗での量り売りスタイル
リキッド洗剤はこんな感じでした

新しい店舗では量り売りの洗剤とお会計をすぐにご準備できるようにレジカウンターも一体化した大型什器を考えています。あとお持ち頂いたボトルも綺麗にこちらで洗って綺麗な状態で新品を買った気持ちでお返ししたい・・・

そうなるとオーダーメイド。全長約5メートルの。。。w

でも予算が。。。そんなややこしいメインカウンターをそもそも作ってくれるのか・・・。

よし!こうなたっらDIYしようじゃないか!!

という流れになりMATINA(マティーナ)完全オリジナル仕様の大型什器を0から作る事になりました!!笑

どこに何を収納するかを考えながら自分でミリ単位で設計してみました。

メインカウンターの縮図w
木材を購入するにも現場でカットしてもらうために計算
  • 設計図を一口作ると言っても、無垢材や木材の規格を調べて強度的に問題なさそうか調査。
  • カウンターの理想の高さから逆算して組んでいきます。
  • 中に何が入るのか?どんなふうに使うのかもイメージしながら設計図を組みます。
  • 最後はこれを組み立てるのに必要な購入予定の木材を計算しますw

DIYの前に作る前から中々の大事です笑。

果たして予定通りに出来るのか?手探りに考えていきます。

商品を並べるメインの棚は贅沢に

あとはもちろん商品をディスプレイする棚も重要ですよね。

どこをメインにするか色々考えた上で決まったのは、、、

入って右側の壁を贅沢に使いたい!

せっかくならずらっと並べたい!と思って計算してみるとなんと長さ約4メートル!!

これを3段分は欲しいですね。

ですがここで問題となるのは耐荷重です。洗剤は並べると結構な重さがあるんですよね。

でもせっかく壁全体をディスプレイにするからには、よくあるL字ステーは使いたくありませんでした。あたかも壁からニョキッと生えたような棚にしたかったのですw

よく住宅などのDIYで使われるL字のイメージ (出摂生一家の生活のあれこれ様より引用)
パープルの壁の部分のように埋め込みの棚にしたくて・・・(天神サイト様より引用)

よし!これもDIYしてやろうじゃないか!!と、もはやどこを目指しているのかわからないですね!笑。半ばヤケクソですw

この謎のこだわりのために壁が棚を支えることが出来るのか?

取り付けは果たしてどう行うのか?

やってみよう精神でとりあえず始まっていくDIY改装の日々ですw

この写真の20倍くらいの大量の資材を買い込んで、製作に挑んでいきます!!!

乞うご期待ください^^


ランドリーショップ MATINA (マティーナ)

福岡県久留米市本町3-9
営業時間/毎週水曜〜金曜 11:00〜16:00
    /土曜日・日曜日 11:00〜18:00  
TEL 080-5209-1929
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ABOUTこの記事をかいた人

45年続くクリーニング卸売業の3代目。お客様であるプロのクリーニング屋さんに繊維や仕上げ方などを教わりながら、現在では洗浄技術などをプロのクリーニング店に提案するように。 より多くの方に身近な洗濯や洗剤、せっけんのことを知って暮らしを楽しんで欲しいとの想いから福岡に2017年からスタートした洗剤専門BUBBLEMAN STOREは、2022年に移転を機にブランドのフラッグシップショップ「Laundry shop MATINA(マティーナ)をオープン。 「洗い方」を伝えるランドリーブランド「MATINA(マティーナ)」はアパレルショップ、雑貨屋さんなどを中心に全国65店舗展開中。 アパレルショップの素材や洋服に合わせたメンテナンスの監修や、企業様に合わせたオリジナル洗濯洗剤の開発も行なっている。 販売店様では洗濯教室などの体験型のワークショップだったり直営店では毎週金曜日に手作り無添加石鹸教室なども行っています。