こんにちはー!
移転備忘録も流石に中盤戦に入って参りました!
だいぶ長きに渡って洗濯とは離れておりますが!これも一つの思い出というか記念として温かく見守って頂けると幸いです。
引き続きどうぞよろしくお願いします!
今までの移転備忘録はこちらからどうぞ♪
本格的にお店らしく!
前回のペイントも何度かに分けて塗り重ねていきますので同時進行で進めていくのはこちらです!
最もメインの棚となる『商品棚』を作って参りたいと思います!
こちらも色んな下見調査をしてからこの形となりました・・!
一番右側をメインの商品棚にしようと考えていたのは初期の段階の構想からありました。入り口向かって左側は窓やトイレがあるため、大きく壁面を使うことは難しいし、一番奥に商品を置くのも勿体無い・・・ということで初期の段階から右側は贅沢に5m以上ある壁面を大きく生かしてメインとなる什器にしたかったのです♪
そしてもう一つ私たちのこだわりはどうしても壁からニョキっと生えたような棚を作りたかったのです!通常のL字ステーや、イラストのように縦に柱を立てたのちにそこに棚を渡すような棚であれば簡単に作れそうな気がしていたのですが、私たちはメインの顔となるこちらの棚はニョッキっと壁から突き出てくるような棚にしたかったのです!
これは埋め込みのイメージですが、こんな感じの商品棚自体がシームレスな高さ3m・幅5メートル近くある壁面を大胆に贅沢に使いたかったのです!
予算があればこんな感じの大型の什器も可愛いですし、インパクト大ですよね♪
色々悩みましたが、メインのカウンターもありましたのでこちらでは予算を抑えることができるDIYで出来るだけ大胆に使える方法で考えてみました!
壁にどうやって固定しようか・・・・
おおよその方向性が決まりましたがDIYではこれが実行可能にしていかなければなりません。
課題はいくつかありました。
- 果たして壁は重さに耐えることができるのか?
- どうやって見えないように壁に固定するのか?
- 壁となるべくフラットに仕上がるように・・・
悩んでていてもしょうがない!ということで早速リサーチスタートです!
まずはこちらを購入して、壁の内部構造を探っていきます。
こちらは石膏ボードの下の柱を探る「下地センサー」なるもの。
スイッチを入れて壁に這わせて下地を探っていきますが・・・
あまり分からない・・・なぜだ・・・
壁の構造を整理しながら予測して再度確認。455mm置きに「間柱」と呼ばれる細い柱が入っており910mm置きに通常は柱が入っているそう。これを念頭におけば柱が反応したところから455mmであれば理論上きっとちゃんとビスが入っているはず!
なのに、なのに、何故なんだ!!
明らかに455mm置きにセンサーが反応しない部分があるだけでなく手でコンコン叩いてみてもどう聞いても空洞の音・・・・。
今度は趣向を変えて新設した「コンセント穴」の柱を軸に計測してみよう!電気屋さんに聞いて初めて知りましたが、コンセントは通常柱の近くに穴を開けて柱を伝ってからケーブルを下ろしてくるんだそう。
つまり・・・コンセントの近くには必ず柱がある!
とここであることに気が付きます・・・!
コンセント穴から壁面を確認しようとすると、
石膏ボードの下に1枚ベニヤが打ち付けてあることを!!
通常は柱の脇の部分にそのまま断熱材を入れて、石膏ボードで閉じていくのが普通なのですが、何しろ建物はそこそこに古い上に耐震工事のリフォーム済みの物件でした。
柱→ベニヤ→石膏ボードの順番になっていることにより、センサーが上手く感知できずに誤作動を起していることが判明いたしました!
ここまで分かればセンサーは当てにはせず、コンセント部分の柱を軸に計算して柱を割り出していきました!
続いて柱にきちんと直接打ち込むために考えたのはこちら!
こちらの金具でしたら下に固定用の長さが伸びていないため最小限の高さで、壁に棚板を固定できるのではないかと考えました。
固定した棚板よりさらに合板を貼り、そこからさらに小さいL字金具で固定して壁に設置してしまえばテコの原理で重さが加わっても壁全体にも重さがいくので、結果的に金具だけに重さが加わらずに済むのではないかと考えました◎
ここまでようやく考える下準備は完了しました!
いよいよ制作開始していきます!
色々と悶々としながら色んなことを準備してきましたが、いよいよ制作開始です。
壁にボコボコ穴をたくさん開ける訳には行かないので、慎重に場所を考えながらまずは印つけていきます。まずは高さを合わせながら位置を決めていきます。
なかなか最初の基準はドキドキします・・・。
最初がとても大事で4mも5mもある棚板ですので、1mm歪むだけでも長さ余って大幅に歪みや高さの違いが出てしまいます・・・。地道ではありますが水平器で細かくいちいち確認しながら棚板を受ける白いブランケットを固定していきます。
本当はレーザー墨出し器と呼ばれるレーザーで印を見ながらつける機械も欲しかったのですが、ここだけしか使い道がなさそうなのでグッと我慢・・・。
結果論にはなるのですが、ここで無駄に出費せずに良かったなと思います。
次々と棚受けブランケットを打ちながら作業を進めていきます。
思うようには行かない事ばかり
スムーズに全部予定通り行ってくれればいいのですが、なかなかそうも行かないのがDIY。
これはリフォームあるあるらしいのですが、
そもそも壁が真っ直ぐではないw
躯体や柱が歪んでいることももちろんあるのですが、その上の石膏ボードが浮いていたり、ビスの打ち込み具合で数ミリ単位なんでしょうがズレが生じたりすることがありました・・。
正直現場調整ばかりでしたので、ホームセンターでカットしたものを持ち込むわけにもいかず、こちらでは自前で丸鋸を使いながら、測りながらで地道にカットしていきながらで1個1個計測しながらカットしては貼り付けるのい繰り返しでした。
ここで使用した1mの定規はこの後もかなり活躍の場は多かったので購入して良かったなと思います。丸鋸を真っ直ぐカットするときなんかもこの定規を当てながらカットしていきました◎
自分でカットすると丸鋸であろうがジグソーであろうがどうしてもこんな感じの「バリ」ですがこちらはマスキングテープを巻くことで解決できることが多いです◎
マスキングテープをカット面にくるっと巻いてカットすると毛羽立ち(バリ)を抑えることができますので是非この方法は試して頂けると嬉しいです♪
ようやく完成!
階段したのこちらも綺麗に丸鋸で断面さえも「斜めカット」して隙間なくきっちり収まるようにカットしていきます。
きっちり断裁面まで斜めにカットしないと木材の厚さの分は浮いてしまうため地味ですがここでの作業も大切になります。
天面、側面、底面の3枚をそれぞれ斜めカットすることによってキッチリ治ります。
ビスを打ち込みすぎると歪みが出ることがあるので最後に水平器で改めて確認していきます。
最後はパテ埋めして木材のつなぎ目を消していきます!
地道な作業ばかりですが、つなぎ目を消すことによってナチュラルに木材とは感じさせない仕上がりになっていきます◎
しっかり塗装していくとまた印象も変わっていくので塗装後もお楽しみに♪
ランドリーショップ MATINA(マティーナ)
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