寝具は汗だらけ??

こんにちは!

だいぶ九州は涼しくなって参りましたが、まだまだ暑い夜は続きそうですので今回はこちらの内容について更新させて頂きたいと思います!

「汗をかいた寝具類のお洗濯について」

本日はお話していけたらと思います!

人は寝ている間に200mlの汗をかく

周知のことだと思いますが、人は1晩に200mlの汗をかくと言われています。コップ一杯の水を霧吹きで濡らしたと考えたらなかなかの量ですよね。

とてもじゃないですが、シーツだけではとても吸収しなさそうですが、これで洗わないと中々の気持ち悪さも感じてしまいますよね・・・!

【ベットでお休みの場合】

ベットで寝ている方は、シーツ、マットレス、スプリングなど何枚も重ねているでしょうし、ベット下が空いているので通気性もある程度は確保できます。

スプリング部分は難しいかもしれませんが、基本的にはシーツやベットパット、たまーにマットレスまで洗ってあげれば問題ないかなと思います◎窓を毎朝きちんと開けて換気さえしっかりすればそこまで心配もないかもしれません◎

【敷き布団の場合】

床に敷き布団で寝ている方は、お布団を片付けるときに感じられる方もいらっしゃると思いますが、夜中に汗をかいた湿気を感じることも多いかと思います

必ず敷きっぱなしではなく、毎日お布団を取り込むことは大事ですが、そのままクローゼットなどの収納スペースにすぐ直すのではなく、なるべく湿気のない状況で収納させるために、毎日短い時間でも良いので窓にかけて陽をきとんと当てて干してあげることが大切です。

フローリングであっても和室であっても、湿気は溜まっていく一方になってしまうとカビが発生する原因になったり、何より毎日寝るお布団ですから衛生的にも良くないので、洗うのは面倒でも毎日の取り込み方だけ気を付けて行いましょう◎

マットレスや敷き布団もできれば1ヶ月に1度は

毎日のお布団問題については上のようにしっかり湿気を逃してあげることが最も大事です。

もちろん時間があるときは必ず天日干しなどをすることで湿気を取り除くだけでなく、ダニが発生したとしても死滅させることができますし、お布団からはかなりの埃も出ますので、取り込みだけではなく、必ず陽に当ててあげるようにしてあげてくださいね♪

コインランドリーの乾燥機で掛け布団や毛布は乾燥だけ行うのも非常に効果的です。

コインランドリーで乾燥させるメリットはこちらから

湿気対策で定期的に干したり、
外に干して埃を飛ばしたり、
布団乾燥機をしたり、
レイコップでやったとしても、

毎日のメンテナンスをやっていたとしても、やはり定期的には洗って頂きたいです。

毎日かいた汗は取れているわけではありません…💦あくまで湿気は飛んでしまっても汗の成分は残ってしまっています。

シーツやベットパットはまめに洗う方でも、マットレスや敷き布団はついついおざなりになることが多いですので、ぜひ1ヶ月に1回は洗ってあげてくださいね。

それでは具体的な洗い方へ参ります。

マットレスの洗い方

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今回ご紹介する洗えるマットレスはこちらのタイプ↑

ポケットコイルのその上に乗せるような高反発ウレタンや樹脂の立体構造で出来たエアウィーブのようなものは丸洗いすることができます。両方マットレスと呼ばれるので洗うときは注意が必要です。

中にスプリングが入るような「ポケットコイル」のようなものは流石に洗うことは難しいので、拭きあげのメンテナンスをお伝えしますね。

【動かすことも難しいポケットコイルのマットレス】

1番土台となるマットレスは動かすことも難しいし、乾燥が不足し、中に水分が残るとカビが生えてしまうこともあります。

基本的に中のスポンジ部分は水分が入らないように、表面のカバー部分をお掃除するようにします。アルカリ性の洗濯洗剤を使うと、ちゃんと濯ぎが出来ないと黄ばむことがあるため、ここで準備するものは「中性洗剤」

MATINAでしたら「デリケート衣類を守る洗濯洗剤」などでOKです。

デリケート衣類を守る洗濯洗剤

デリケート衣類を守る洗濯洗剤は、洗う前に先に洗剤に含まれた椿オイルでトリートメントを行なったのちに、優しく洗いあげることで今までのおしゃれ着洗剤にはない、衣類がしっとりと柔らかく洗い上がります。 またトリートメントを行うため生地や繊維本来の艶も蘇る洗濯洗剤です。 洗い方が少し特殊なので、しっかりと使い方を読むことと仕上げ工程によっては洗いにくいものや、水に付けただけでトラブルが起こる衣類や繊維もありますので、衣類の素材や色に合わせてプロのクリーニングに出した方が良い衣類もあります。

濯ぎをきちんと行うのが難しいため、バケツ1杯(16L)に5ml程度のごくわずかな洗濯洗剤を溶かして、よく混ぜます。

②しっかり混ぜたらタオルに吸い込ませ、しっかり絞ってからマットレスを拭きあげています。

③全体を拭いたら今度はお水を捨てて、真水に変えてもう一回同じようにしっかり拭いていきます。

④全部拭き終わったら、可能ならマットレスを縦に起こして、しっかり乾かします。

【洗うことが可能なマットレス】

QVC International様より引用

厚さが7センチくらいまでの折りたたみ式や、1枚もののマットレスは中の素材も単一なため、ほとんどのものを洗うことができます。

ただし、目的はあくまで「汗を流す」こと。

コインランドリーで縛って、カタチが崩れないように洗うのも良いと思うんですが、リスクを犯してまでそこまでしっかり洗わなくても、マットレスの汚れは十分流れますので今回はお家で洗う方法をご紹介します。


①まずはカバー付いていたらカバーを外します。
次にマットレスをお風呂の浴槽まで持っていき、お水のシャワーで全体を濡らします。

※お外で出来る方は外の方がやりやすいかもしれません。

②食器用スポンジやお風呂掃除のスポンジでも良いので新しいものを準備し、中性洗剤もしくは「デリケート衣類を守る洗濯洗剤」をスポンジに5ml程度垂らして、よく泡立てます。

③マットレス本体の表面を優しく擦りながら全体を洗っていきます。

④全て洗い終わったら最後にまたお水のシャワーでしっかり流し切ります。


これは洗濯でも言えることですが、洗濯において最も大事なのは「濯ぎ」です。

お水はケチらずたっぷり使って流していきましょう。

そのまま立てかけた状態で放置して、だいたい水分が抜けたら陰干しで風通しが良いところでしっかり乾かしてください。

水分が残ると匂いが出てしまうことがあるので、マットレスを洗うときは一日中天気の良い日に洗濯してしまいましょう◎

今回は長くなってしまいましたので、次回は

「敷き布団の洗い方」

「鼻血やおねしょなどの突発的な汚れ」

「どうしても洗えないものは?」

についてご紹介していきます◎

BUBBLEMAN STORE(バブルマンストア

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ABOUTこの記事をかいた人

45年続くクリーニング卸売業の3代目。お客様であるプロのクリーニング屋さんに繊維や仕上げ方などを教わりながら、現在では洗浄技術などをプロのクリーニング店に提案するように。 より多くの方に身近な洗濯や洗剤、せっけんのことを知って暮らしを楽しんで欲しいとの想いから福岡に2017年からスタートした洗剤専門BUBBLEMAN STOREは、2022年に移転を機にブランドのフラッグシップショップ「Laundry shop MATINA(マティーナ)をオープン。 「洗い方」を伝えるランドリーブランド「MATINA(マティーナ)」はアパレルショップ、雑貨屋さんなどを中心に全国65店舗展開中。 アパレルショップの素材や洋服に合わせたメンテナンスの監修や、企業様に合わせたオリジナル洗濯洗剤の開発も行なっている。 販売店様では洗濯教室などの体験型のワークショップだったり直営店では毎週金曜日に手作り無添加石鹸教室なども行っています。