本日もお客様から頂きました質問にお答えするコーナー。
『学生服の洗い方を教えてください!』
にお応えしていきたいと思います!
毎日ヤンチャを共にする学生服
まずはじめに「学生服」って皆様どれくらいで洗われていますか??
毎週洗う?学期末のみ?
どうしても、毎日着るものですし、ヤンチャで血気盛んな毎日を共に過ごすパートナーですが、なかなか洗いづらかったりすることもあって、コテコテに汚れていることが多いのが学生服です。
実際にいろんな洋服を自分で洗ってみると驚くことが多いのですが、冬場であれば毎日着るわけでもないダウンウェアなんかでもなかなか酷い汚れをしています。
子どもたちが毎日着る学生服ですので、ご自身で洗う場合でもクリーニング店に出す場合も、割としっかり洗ってあげることをオススメしております。
ただし、学ランは普通のお洋服より様々なパーツで出来ています。
表地、裏地はもちろん、カラーやパッド、接着芯と呼ばれる生地を張り合わせた構造など複雑な造りをしていますので、心配な方はクリーニングに出されてみてくださいね!自分で洗うか、クリーニングに出すかのポイントはウールがどれくらい含まれているかを参考にして頂いても大丈夫です◎
心配な方は裏面のラベルなどをご覧いただいて,ウール50%以下で他の繊維がポリエステルなどの化繊であれば最初チャレンジするハードルも低いかと思います◎
学ランを洗ってみよう!
【縦型洗濯機の場合】
①洗濯機を空っぽの状態で、「ドライクリーニングコース」を選びます。
※メーカーによっては「デリケート洗い」などの名称もありますが、基本的には漬け込み洗いで、たまに軽く回転させて上げるような優しい洗い方のコースであればOKです!
②水がある程度貯まったら洗濯機の「一時停止」を押し、洗濯槽内の水に「デリケート衣類を守る洗濯洗剤」を30ml程度(キャップ3/4)入れます。
手でしっかり混ぜて頂いて洗濯液を作ります。
(※面倒かもしれませんが、この一手間で後のシワや型崩れに大きく影響します)
③学ランを1セットずつ洗濯ネットに軽く畳んでなるべく動かないようにします。洗濯機のドラム内の洗濯ネットに入れた状態で、ゆっくり沈めます。
(※学ランは結構汚れているものが多いので他のものを一緒に洗うと汚れが落とすことができないことがありますので単品で洗うことをおすすめします)
④再び、「スタート」を押して、「ドライクリーニングコース」を再開させます。
そのままでも悪くはないですが、この時にメーカーさんの標準のプログラムを確認し、
【濯ぎ】→2回以上(高水位)
【脱水】→1分(長くても3分)
にすることがポイントです。
ここの設定をするかしないかで、汚れ落ちや洗い上がりの後のシワの具合が変わります。
⑤洗濯が終わったらすぐに洗濯機から取り出し、ハンガーで吊り干していきます。
脱水後、放置してしまうとシワになるので注意。
軽くパンパンと手で叩きながら『手アイロン』をしてあげましょう。陰干しでOKです。
⑥乾燥してしまって、気になるようであればアイロンをかけていきます。
・アイロン
・当て布(綿のハンカチなど)※
を準備して温度は「中温」にし、スチームをかけながら当て布ごしに面で押さえるように制服にアイロンを掛けていきます。アイロン仕上げのポイントは滑らせるというよりもコテで面を抑えていくようなイメージで掛けたほうが綺麗に仕上がります。
当て布をサボるとテカテカになってしまうのでこちらはマストでお願いします。
ちょっとの気遣いで誰でも簡単に洗えます
機械で洗えるので、誰でも簡単に実は洗うことのできる学生服。
めちゃくちゃ手間がかかるわけではありませんが、ポイントを押さえることも重要で、
①お水や脱水の設定
②洗濯液をキチンと作る
③可能ならアイロン掛けまで行う
でかなり綺麗に仕上がります。
購入するときに品質表示を見て自分でも洗えるか、洗えないかも確認しながら制服選びをするのも長い目で見ると良いかもしれません。
クリーニングに出される方も、通常のドライクリーニングだけでは、しっかり汚れが落ちないため「ウェットクリーニング」や「Wクリーニング」など、少し料金は上がってしまいますが、お水でも洗ってあげるクリーニングがオススメです。
金額がお店にもよりますが、1500円〜2500円くらいが相場かなぁと思います。