さてさて今日も洗い方シリーズを更新していきたいと思います。
今回のお題は
「河原で遊んで来た草の汁が取れない….」
外で子供達がやんちゃしてくると、いつの間にか付いてるこれ。
〈水で落ちる〉汚れの仲間なのでさっと洗えば取れそうなんですが、この種類の汚れは【色素汚れ】と言って、時間が立つと簡単に言うと衣類を染めてしまいます。
せっかく楽しく伸び伸びと遊ぶ子どもたちに、
「汚して来ないでー!!」と言ってしまいたくなる気持ちも分からないではありませんが、せっかくなら思い切り遊ばせてあげたいところ。
そのためには付着した時の解決方法を知っているだけで、子どもたちにも優しくなれます。
草の汁はどうやって取るの?
「草の汁」なんか都会で暮らす私には関係ないわ♩というお母さんもいるかもしれませんが、草の汁と同じ仲間は日常でもかなり存在します。
果物のジュース(葡萄とかりんご)、ワインやドリンクなどは結構これに該当します。ジュースなどはもちろん溢してしまう機会も多いでしょうし、都会暮らしのお母さま自身の洋服にワインがついてしまった時も、こちらの洗い方で応用できます。
先ほどお話した通り、付いたすぐであれば〈水で落ちる〉汚れの仲間なので、「肌に優しい液体石鹸」でブラッシングしてあげればすぐ落ちます。
温度もぬるま湯くらいで十分です。
時間が経つと・・・・!?
しかし時間が経ってしまうとお話は変わります。
草の汁や葡萄や苺など、他にはワインやジュースなどの汚れは【色素汚れ】と言って、時間が立つと簡単に言うと衣類を染めてしまいます。
衣類を染めてしまうので随分前に付いたのを気付かず洗濯を繰り返ししていくと、いつのまにか古いシミに。
これに最も効果的なのは、
#白さを取り戻す酸素系漂白剤
古い汚れや、色素系の汚れのみ効果的にアタックして落とします。
使うときはお風呂のお湯(40°以上)で使うとより効果的に経済的にお使いいただくことができます。詳しい使い方は「洗い方説明書」にも。
洗面台にお湯(40℃〜50℃)のお湯をはり、そこに「白さを取り戻す酸素系漂白剤」を溶かすと、ブクブクと微炭酸が出てきますので、そこに衣類を漬け込んで放置するだけ。
とっても簡単です。
ただし、ウールやカシミヤなどの動物の毛から出来た繊維には、この方法だと痛みが出やすくご家庭では難しいので信頼できるクリーニング店にもご相談してみてください。