さてさて前回に引き続きランジェリーの洗い方を徹底解説いたします。
前回はなぜランジェリーを丁寧に洗った方が良いかと、基本的な洗い方を解説させて頂きました。
今回は少し応用編!
「デリケートゾーンの臭いや汚れが気になるとき」
「久しぶりに出したら黄ばんでしまっていた・・・」
「少し血液がついてしまった・・・」
こんな時の解説を行っていきます。
それでは早速!
それでは早速進めていきたいと思います!
「デリケートゾーンの臭いや汚れが気になるとき」
「久しぶりに出したら黄ばんでしまっていた・・・」
「少し血液がついてしまった・・・」
これは全て同じ洗い方でOKなんです◎
①まずは汚れが酷い部分を前処理していきます。
原液を歯ブラシなどに少しだけつけて、汚れが気になるフチなどを擦っていきます。力を大きく加える必要はなくて歯磨きのように、細かく何度も擦ってあげると良いです◎
注意することはアイテム数としては少ないですが、シルク混紡のものは擦るのはお控えください。シルクは擦れに大変弱い繊維ですので、別の方法で落としていきます。
勿論毎回する必要はなく特別に汚れているときだけでOKですよ♩
使う洗濯洗剤はこちら。
「肌に優しい液体石鹸」です。
なぜ、ランジェリーを洗うのに基本の洗い方からオススメするのか少しだけ解説していきましょう♩
それは、この肌に優しい液体石鹸はまず第一に「肌に安全」だということ。前回お話した経皮毒のこともありますので、ランジェリーは汗もかくしデリケート部分に一日中触れているので、優しい石鹸を使って頂きたいです。
石鹸は簡単にお話をすると石油由来で出来た洗剤と違い、安定性が高くないんです。安定性が高くないが故に、仮に衣類に残っても油脂と水を混ぜる働きもないので肌が乾燥したり荒れることもありません。
赤ちゃん用にもお使いいただける優しい液体石鹸です。
さらにもう一つの理由はこちら。
肌に優しくありながら油脂分解力が高い。
なんだか矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、この液体石鹸にはオレンジオイルというものが配合されています。
天然のオレンジオイルの中には「リモネン」という成分が含まれていて、このリモネンが付着した油汚れをほぐし、分解する力があります。オイルなので界面活性剤と違い、溶かし出すように油汚れを分解していきます。
つまり肌に優しい液体石鹸でありながら、油汚れは抜群という最大風力を上げたような液体石鹸です。
なので今回、あまり激しくは動かせないですが汚れもつきやすいランジェリー用にオススメさせて頂いています!
今回の前処理に使うのも全く同じ理由です。
他にもワイシャツやシャツの前処理としてお使いもいただけますし、市販の洗濯洗剤よりも、襟汚れや油汚れ、食べこぼしに大変効果的ですのでぜひ他にもお使いください♩
今回の漬け込み液は前回と少し異なります。
入れるのは「白さを取り戻す酸素系漂白剤」
②前回と同じ洗面器5Lに対して白さを取り戻す酸素系漂白剤10g(スプーン1/4程度)入れます。
こちらも先ほどと同様、もっと量が少ない場合は、そのお水の量に対して減らしてしまってもOKですよー♩
③洗面器にお風呂のお湯(40度程度)を入れます。
「ここは非常に大切です!!
蛇口から出るお湯でも構わないので、必ずお湯を使ってくださいね♩
先ほどの白さを取り戻す酸素系漂白剤から泡が出るとOK◎
④肌に優しい液体石鹸を10ml入れます。
これは先ほどと同様で入れたら軽く混ぜて準備します。
ここからはほぼ同じですが、ここでランジェリーやショーツを入れていきます。
少し違うのが、時間を長めに置くこと。
15分〜20分置いて頂くのが理想です。
なぜ時間を置くの??
この白さを取り戻す酸素系漂白剤には3つの効果があります。
- 黄ばんでしまったランジェリーを修復する
- 消臭除菌効果がある
- 血液・オリモノなどのタンパク質を分解する
漂白剤と聞くと白くなる!というイメージかもしれませんが、この白さを取り戻す酸素系漂白剤には三つの効果があります。
今回使う肌に優しい液体石鹸と白さを取り戻す酸素系漂白剤は共に弱アルカリ性なのですが、アルカリ性に液性が向かうほど、たんぱく質を分解する効果があります。
血液やオリモノも元々人の体内で作られることからたんぱく質で構成されています。今回は血液やオリモノを対象としていますが、襟垢汚れもまた人から分泌されるたんぱく質ですので同じように効果を得ることができます。
なぜ??を応用して知っていくと様々な汚れや衣類に対応できるようになります。少しずつ一緒に勉強していけるといいですね♩
この後のやり方は割愛します。
この後のやり方は割愛します笑。
というのも先ほどの基本的なお手入れ方法と同じで構いません。
今日ご紹介させて頂きました洗濯洗剤は下記のリンクよりご購入頂けます。
次回はこちらの洗い方をきちんと教えてくれるお店をご紹介いたします。
作り手であるランジェリーデザイナー様の直営店で日本には少ない「総レースのランジェリー」や「ノンワイヤーランジェリー」などを作られています。
時々画像が出てきていたのは全てそのお店のランジェリーです。
素敵だなと思った方は要チェックです!!!