こんにちはー!
移転備忘録もだいぶ更新が増えていきました!
思ったより長大作になっておりますが、そんな経験をすることも少ないので誰かの参考になればと更新していきます。
今回はいよいよペイント開始です!
先日から地道に進めてきたパテ埋めもいよいよ終盤に差し掛かってきました!
おおよそ4周ほど何回も繰り返し、削ってはヤスリをかけ、
パテ埋めしては乾燥させと何度も何度も繰り返してやっていきました。
紙やすりで削っても良いのかもしれませんが、時間がかかりすぎるので私は全てランダムサンダーを使用して自動で削り取りました◎
パテ埋めの削りは本当に粉塵が凄いので掃除機を取り付けるだけでなく、格好も完全防備で挑むことをおすすめします。w
使用した道具たち
初期に装備していたのはこちらでしたが、ランダムサンダーはハードな使い方に耐えられず、途中で1台入れ替える時点に発展したのは後の話。
こちらはサイズが大きいハガネヘラとして購入しましたが、錆が出るのと大きいので手首に負担が大きく、私は小さいタイプの方が使いやすかったです。。。。
壁パテのコテは完全にこちらのサイズの方が軽く使いやすく錆も出ないのでこちらがやりやすかったです。
あとはどうやっても粉塵まみれになるのは避けられないので準備していた方が良いものは、
- フード付きのジャンバー
- 曇らない化学グラス
- 着替え
などはあったほうが良いかもしれません。鼻の穴も耳の穴も真っ白になるので、耳栓などもいろんな方法も試しましたが、結局は一番最後に削ってから帰ってお風呂に入るくらいしか方法がなく、一番最後に「削って」帰るという方法しかありませんでしたw
よっぽど水分が奪われるのか肌もパキパキになり乾燥が肌がヒリヒリするほどの辛さでしたw
漆喰壁や塗り壁と比べても中々「塗装壁」が大変ということも身を持って苦労を知りましたw
壁はフラットなのでサボるともろに石膏ボードの段差が見えてしまう下準備もものすごーく大変でしたw
ようやくここから塗装工程に入るので、ぐんぐん作業も進んでいきます!!笑
この塗料のために壁を塗り壁にしたと言っても過言じゃない
ここからは一気に加速的に見た目も変化していきます!
丁寧に何度も研磨とパテ埋めを繰り返してきた理由はこの塗料を使いたかったからと言っても過言はありません。
『FARROW & BALL 』
こちらの塗料は英国で生まれた奥行きのある水性ペイント塗料です。
今回使用したカラーは壁面や天井は真っ白なのですが、同じ白でも品のある落ち着いたマットホワイトを感じることができます。
水性ペイントでありながら最高品質の顔料がしっかり含まれているため、しっかりした色味と独特の雰囲気を放つ魅力がたまりません・・・。
安全性についても、玩具の安全基準に従い子どもや赤ちゃんにも安全性が確認されており、環境負荷のあるホルムアルデヒド、トルエン、キシレンなども含みません。
安全性を高めるために防腐剤なども入っていないので塗料にも関わらず「消費期限」があるような安全性の高い塗料です。
特に人気の高いのはグレイ系の色味の幅は本当に多岐に渡り、壁紙(クロス)の上からでも塗装することが可能です。
こちらの塗料はMATINAをお取り扱い頂いてある、福岡市西区の『KifuL』さんが正規代理店様として販売してあります。
【KifuL(キフル)】
福岡県福岡市西区横浜1-23-7
tel_092-834-6118
OPEN_11:00~18:00(2020年4月より当面の間19時から18時に変更)
店休日_水曜日
一般の方でもお求め頂けますので、ぜひ店舗やお家ペイント、小物などで気になる方はKifuLさんへ足を運んでみてくださいね✨
100種類以上あるカラーサンプルや実際に塗ってある雰囲気も味わえます👍
Farrow&Ballの公式全色カラーチャートはこちら
MATINAの世界観を店舗に
今回改装にあたって、
『MATINA(マティーナ)』の世界観をどう店舗にするか?というコンセプトがありました。
パッケージデザインを担当頂いているDICTOM DESIGNの竹藤くん( @tomoyatakefuji )と共にKifuLさんまで足を運び、実際に商品をあてながら色の選定を行っていきました。
製品の名前である「MATINA」とは石鹸製造が本格的に始まったとされるイタリアの言葉で『おはよう』の意。
「おはよう」という日常に当たり前にある挨拶ですがとても大切なことであり、「石鹸」や「洗濯」も普段気付かないくらい毎日の日常ですが、大切にしてもらえたら…ということで名付けました。
ロゴエンブレムの「太陽」や国産でありながら海外製のようなデザインなのはこんな理由から現在のパッケージデザインになっています。
今回イギリスの塗料である『FARROW & BALL 』を採用したのは、同じ欧州で雰囲気もまさにピッタリでしたし、安全性の高さも相まって店内には沢山使用されています。
お話しなければ正直こんなこだわりは伝わらないかもしれませんが、読んでくれた方は「へぇ~」と思ってくれたら嬉しいです笑☺️
塗り進めていきます
塗料を選んだこだわりはこの辺にしておいて、それでは早速塗っていきたいと思います。
準備した道具はこちら。
①まずは石膏ボードを全て水拭きして余分な粉を綺麗に拭き取ります。
②乾燥したら、続いて全面にローラーとカチオンシーラーを塗り込んでいきます。
※カチオンシーラーは石膏ボードと塗料を繋ぐ接着剤の役割。接着以外にもアクが出てくるのを防ぐ効果もあるので今回のような淡い色味には必須の処理です◎ぜひ騙されたと思ってやってくださいね♪今回私たちは床などもあるので大きな業務用を購入しましたが、普通に使うには4L程度のサイズ感でも十分かと思います。
十分に丸一日かけて乾燥させたら次はマスキングを行なっていきます。
③マスキングテープで丁寧にキワを処理していく
まずはマスキングテープでギリギリを貼っていきます。これはこの後気付いたんですがあまり強く張り付けすぎてしまうとテープを剥ぐ時に石膏ボードを引っ張って破けてしまうことも・・・。
程よくテンションをかけすぎずに柔らかく張りました。
そのマスキングテープの上にはさらに「マスカー」で養生しました。この段階では窓などを中心に貼っていき、最後に内側に折り込んでいきます。
それではようやく塗り進めていきます♪
まずは窓際の淵の部分から順番に♪忘れておりましたがこちらも研磨して塗料を剥いでから塗り進めて参ります。塗料が残っていると水性塗料を弾いてしまいすぐに剥がれてしまったりするので、この工程も削れません・・。
こちらも何度か重ね塗りは必要になるかと思いますので、どんどん塗り進めて参りたいと思います!
ようやくパテ埋めが終わり、ぐんぐん進んでいくのは嬉しい♪
ランドリーショップ MATINA(マティーナ)
福岡県久留米市本町3-9
営業時間/毎週水曜〜金曜 11:00〜16:00
/毎週土曜日 11:00〜18:00
※日曜日・祝日は不定期営業