洗濯ネット買うならどれがいい??

こんにちは!

秋も深まってまいりましたね・・・!

そろそろ肌寒い日も多くなってきたので、長袖シャツや薄手のカーディガンなどを羽織りたい気温となってきました・・・!

今回は洗剤専門店が勧める「洗濯ネットの選び方」についてご紹介させていただきます!

洗濯ネットの役割って?

洗濯ネットは使われているでしょうか?使ったことのないという方はまず洗濯ネットの魅力を知っていただくことからお伝えしていきますね♩

1. 衣類の保護

洗濯ネットの最大の魅力は、衣類をしっかりと保護できる点です。特にデリケートな素材や、装飾のある服は、洗濯機の中で摩擦や引っかかりによって傷んでしまうことがあります。洗濯ネットに入れることで、他の衣類との接触を最小限に抑え、型崩れや色移りを防ぎます。摩擦による色褪せを防ぐ効果もあるので季節問わず使いやすいのも魅力。洗濯ネットは大切な衣類を長持ちさせるための強力なサポーターです。

2. 時間と手間の節約

洗濯ネットを使うことで、洗濯の手間を大幅に減らすことができます。特にデリケート衣類ではあるんだけど時間短縮のためにまとめて洗いたい時などにも同じ洗濯の中で洗濯ネットに入れることで洗い方を分けることができます。洗濯ネットにまとめて入れることで、洗濯後の整理も簡単になり、探す手間が省けます。この効率性が日常の洗濯をもっとスムーズにし、余計なストレスを軽減します。

3.伸び縮みを抑える効果

洗濯の時にそのまま洗うとぐるぐる回転させながら洗うことで、袖部分やフード紐などが絡まりあい、伸びたりする恐れがあります。通常通り洗えるものでも衣類を永くご愛用するためには洗濯ネットに入れてあげると衣類がより長持ちします。

大きな洗濯ネット役割はこの3つです。

では続いて販売している洗濯ネットを見てみましょう!

洗濯ネットの種類もいろいろ?

洗濯ネットもいろいろ種類があるので、目的に応じてそれぞれご紹介していきますね♩

まずはこちらから!最も一般的な洗濯ネットです!

1.一番無難な定番ネット

ポイントは薄手で目が細かいというところです。薄手で目の細かいこちらのタイプは洗濯ネットの中でも最もスタンダード。目が細かいので例えば薄手のウールニットやカーディガンなどにお使いいただけます。また薄手なのでそのままドラム式乾燥機に入れも中の衣類まで熱が届きやすいので比較的乾きやすいのもポイント。ニットなどは縮みなどを防ぐため自然乾燥した方が安心感はあるのですが何度も洗って縮まないと分かっているならこちらのネットでそのまま洗濯→乾燥まで行ってしまうのもアリですね!


続いて紹介するのはこちら!

2.乾燥機もそのままいける仕分け洗濯ネット

続いてご紹介するのは薄手で目が荒い洗濯ネットです。こちらは洗濯ネットの中で最も洗浄力が高いというのが特徴です。どの洗濯ネットにも言えることですが基本的に洗濯ネットに入れると洗浄力は弱くなってしまいます(だからこそデリケート衣類に向いている)。こちらの洗濯ネットは網目が大きいので、摩擦は発生しやすいですが水や洗剤成分がダイレクトに届きやすいので洗浄力としては最も高いです。どちらかというと仕分けを楽にして絡み合うのを防ぐ意味合いが強いネットなのでデリケート衣類や装飾が多い洋服には使わずに、汚れも気になるが袖が絡まるのが嫌な衣類やタオルやシーツなどの大きくて絡みやすいものに使うと効果的です。


続いてご紹介するのはこちら!

3.デリケート素材の定番となる洗濯ネット

少し写真では分かりにくいかもしれませんが、スポンジ生地になった厚みのある洗濯ネットです◎これは持っていない方もいるかもしれませんが女性用下着などの立体型の洗濯ネットではよく使われている素材です。通常の洗濯ネットの効果に加え、割れそうなボタンを防ぐ効果と、生地が厚いことで衣類を動かさないで洗うことができるのを期待しています。乾燥機などは乾きづらくなるので、あくまで洗濯で使うことが前提となる洗濯ネットですね。

上記のブログにもあるよう一時期MATINA(マティーナ)でも開発しようとしていたのですが、非常に販売価格が高くなってしまうので断念したんですよね・・・・

開発したものくらい厚みがあればと願いつつ、こちらのセットはこちらは購入して試してみたいと思っています。


 最後にご紹介するのはこちらです!

4.超デリケートなお洋服のための洗濯ネット

こちらも非常に気になっている一つ。先ほどのスポンジ生地の厚みのある生地がさらに細かい網目となり、擦れなども防ぎつつ、しなやかそうな肌触りが洋服にも優しく包み込んでくれそうな生地感です。こちらも先ほどど同様、デリケート衣類の洗濯用ですがより丁寧に洗いたいシルク・レーヨン・キュプラなど光沢のるようなものもカバーできるかもしれません。

でもこの辺りの素材は本当に擦れが苦手で、なるべくは手洗いした方が絶対に良いと思いますので、超デリケート素材用洗濯ネットと言った位置付けかなと思います。こちらも試してみますね!


以上4種類の洗濯ネットをご紹介させていただきました。

自分に合いそうな洗濯ネットはわかりましたか?続いて実際に購入してみてレビュー行きたいと思います!

実際に気になったもの試してみた

①や②のご紹介した洗濯ネットは100円均一などでも販売されているので、今回は購入したのはスポンジ形状の洗濯ネットのセットからご紹介させていただきたいと思います。

こちらを購入した理由はまず色んなサイズが展開されていること!

以前の洗濯ネットブログでもご紹介させて頂いたのですがデリケートな洋服であればあるほど、衣類が動かないよう固定して洗うのがベスト。もちろんガンガン洗いたい場合は洗濯ネットに入れず洗ったり①のような洗濯ネットが向いています。

ただし購入して分かったは思ったよりは薄めのスポンジでした・・・!

なので脱水や洗浄力はある程度担保される代わりに凄くデリケートな素材にはどうかなぁというのが率直な感想です。ただしウールのニットやカシミヤ、アウターなどでボリュームがあるものは洗濯ネットにパンパンに詰め込むことができるので、こちらの洗濯ネットのセットは向いていると思いました。

サイズ感がジャストサイズであれば洗濯機で回しても動かないので続いてサイズ感を見ていきたいと思います。

50センチx60センチ
40センチx50センチ
30センチx40センチ
20センチx30センチ
15センチx17センチ・立体サイズ女性下着用
スボン用立体洗濯ネット18センチx20センチ

以上6サイズのセットでした!メーカー様の表示している大きさより実際に測ってみると全体的に1回りくらい小さいくらいのサイズ感。引っ張ればそれくらい伸びると思いますのでおおまかな参考の大きさと捉えてもらうと良いかもしれません。

細部もちょっと見てみますね!

ファスナーは取手はプラスチックになっていますが、根本部分はスチール製。

洗濯ネットのファスナー部分は結構折れやすいので良いものを永く使いたい方は注意してみていただくと良いかもしれません。他のネットにしてもそうですが、色々試した結果一番丈夫なファスナーのメーカー様は「YKK」様のファスナーが最も丈夫です!

ファスナーのトップ部分に「YKK」と刻印がありますので耐久性を気になさる方は見てみてくださいね♩


もう一枚試しに購入してみた洗濯ネットはこちらです◎

形状は平たいタイプのものは買ってみたのですが、生地感や厚みなどは同じものだと思います◎

用途によって使い分けたら良いと思うのですが、トップス系は平らなスクエアタイプ、パンツやスカートなどは立体のタイプなども良いかなぁと思いました◎

こちらは大変目が細かいので、床のフロアがわざと細かさが分かるような感じで撮影してみました。通常の洗濯ネットにはない細かさでまさに「マシュマロ素材」というのはピッタリだなぁという質感でした◎

あともう一点がこの洗濯ネットの良いなぁと思ったのが「サイズ感」です。多くの洗濯ネットに言えることですが大体が大きいサイズすぎて中で洋服が動いてしまうことにより、結局シワになってしまったり片側に寄ってしまうことがよくあります・・・!

こちらの洗濯ネットは良い意味で小さく、洋服に密着して固定したままで洗えるので思っていたよりも手洗いに近いイメージで洗濯機でも洗えそうな洗濯ネットです◎

内側も同様の素材感で両面なので安心ですね♩厚みは先ほどより若干厚いくらいなので安心感がめちゃくちゃある!というレベルではないのですが、amazonなどで身近に手にいれることができる洗濯ネットなどでは最も厚いレベルだと思いました。

かなり細やかな生地感

さらに出てきました!YKKのファスナー!笑

先ほどご紹介しました丈夫で壊れにくいファスナーの代表格ですね♩永くお使いできるのもこちらは最適かもしれません◎

全体的に先ほどの洗濯ネットに比べると1枚1000円〜2000円のラインとめちゃくちゃ安いとは言えないですが、こちらのネットは他の洗濯ネットにはない価値が多くあるので、この2種類だけでもお家に1セットあれば洗える幅も多くなるなと思いました◎

感想は試していないので何とも言えませんが、やはり乾きはしずらいのではないかなと感じました。洗剤専門店としては洗濯ネットに入れて洗うようなものは出来ればドラム式乾燥機を使わずに自然乾燥で乾かしてもらう方が無難な側面もあるので、このあたりはお好みで考えて頂いても良いかもしれません。

総じて、私個人的にはシンプルデザインで機能性も高い感じですので一番の今回のお気に入り洗濯ネットはこちらです笑。

ぜひ皆様も洗濯ネットを購入する時は参考にされてみてくださいね♩

MATINAでも以前オリジナル洗濯ネットを開発しようとしていたのですが、こだわりすぎて値段が高くなってしまうので現在は保留にしていますが、皆様のお声があれば再度製品化を検討するかもしれません笑。

ランドリーショップ MATINA(マティーナ)
福岡県久留米市本町3-9
営業時間/毎週水曜〜金曜 11:00〜16:00
    /毎週土曜日 11:00〜18:00  

※日曜日・祝日は不定期営業

TEL 080-5209-1929
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ABOUTこの記事をかいた人

45年続くクリーニング卸売業の3代目。お客様であるプロのクリーニング屋さんに繊維や仕上げ方などを教わりながら、現在では洗浄技術などをプロのクリーニング店に提案するように。 より多くの方に身近な洗濯や洗剤、せっけんのことを知って暮らしを楽しんで欲しいとの想いから福岡に2017年からスタートした洗剤専門BUBBLEMAN STOREは、2022年に移転を機にブランドのフラッグシップショップ「Laundry shop MATINA(マティーナ)をオープン。 「洗い方」を伝えるランドリーブランド「MATINA(マティーナ)」はアパレルショップ、雑貨屋さんなどを中心に全国65店舗展開中。 アパレルショップの素材や洋服に合わせたメンテナンスの監修や、企業様に合わせたオリジナル洗濯洗剤の開発も行なっている。 販売店様では洗濯教室などの体験型のワークショップだったり直営店では毎週金曜日に手作り無添加石鹸教室なども行っています。