前回から200回記念ということで、洗濯のやり方でもなく、最近のイベントでもなく「これまでのお話」と「これから」のお話をさせて頂いています。
前回まではMATINAやBubblemanSTOREの誕生前からお店などができる前までのお話。今回はどこまでお話できるかが分かりませんがお話させていただければと思います。
2017年6月なんとかお店をオープンしました
なんとかオープンしたお店!
やっとスタートできた喜びと始まりは今でも懐かしく思います◎
始まりの頃のお話とすると、例えば営業時間は毎週土曜日の10時〜17 時のオープンで週1の営業日でした。ここはあんまり変わっていませんがw
ここらへんからは過去のブログにもアップしていたりします。
今頃は1人で石鹸教室の企画から講習まで全て自分で行っていました。
企画やサンプル作りが間に合わず2ヶ月連続でおなじ企画のことも多々ありましたw後半はほぼイベントの時くらいしか正直出来ていませんでした・・・! 今はエミさんにお願いできるようになったのでずいぶん楽になって非常に助かっています◎
洗濯洗剤「MATINA」が生まれるまで
オープンしながら、イベントにでながら、少しずつお客様にご来店頂く機会も増えてきて、そしてようやく、いよいよMATINAを考え作っていくことになってきました◎
元々は業務用のクリーニング店様のサポートをさせて頂く中で「そもそもお客様たちは石鹸や洗濯を学ぶ、教えてもらえる場」もないのにプロの技術なんか伝わるはずがない!と思い、まずは家庭での「洗濯や洗剤、石鹸を伝えていく活動」が最終的には、プロのクリーニング業界を盛り上げていくと考えて今の活動をしています。
それも自分たちだけじゃ必ず限界が来てしまう・・・!
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そうだ!
洋服屋さんや雑貨屋さんなどお客様に時間がある時に「接客してもらえる場所」に置いてもらえるように考えていこう!そうすれば洗剤をただ販売するだけじゃなく、「洗い方も伝えられる」のでは?と!
今までのクリーニング屋さんに置いても若いお客様が少ないことと、急いでいるお客様が多いためなかなか長く話せないし、フラッと立ち寄ることも少ない(クリーニングを出しに来ている明確な理由があるため)クリーニング屋さんではないところからスタートさせていくことが決まりました。
多くの人が普通スーパーやドラックストアで買う洗濯洗剤の販売場所を変えることで「商品特徴を主張するパッケージ」を捨てることができました。
スーパーやドラックストアに並べる場合は専門のスタッフも商品のことが分かる人もいないため、どうしてもパッケージに主張させることが必要だったのです。
やりたいことをビジュアルやブランドにも
「商品特徴を主張するパッケージ」を捨てることで私たちはパッケージをシンプルにすることができるようになりました。そのお陰で「ギフト」での需要も視野に入れながらモノ作りをすることになりました。
通常の例えば「洋服屋さん」だったり、「クリーニング屋さん」だったりはあくまで一人称。つまり『私』が必要かどうか??だけの判断基準なのですが、『ギフト』で贈れるようなブランド作りをすることで『私』は必要なくても『友達』には必要かもしれない・・!という選択肢を得ることができました。
これは思い切って今までの洗濯洗剤は量販店で販売いただくのが普通。という選択肢を削ったから生まれたことだと思います。
(↑こういう道を選んだのでそれはそれで現在進行形で苦労している部分もありますがw)
中身とパッケージのバランスを
ここまで1年程度かけて、販売する商品もほとんどないなか(まったくない訳じゃないが)お店を作ってイベントに出続けて色んなお客様にヒアリングして試作を進めていた洗濯洗剤に臨む多くの声がやはり、
- 「赤ちゃんにも使える」優しい液体石鹸
- 「ドラム式でも使える」優しい成分なモノ
- あえて「無臭」がいいけど「匂い」は気になるというギャップ
- 家で洗えるモノは洗いたい」需要
- 「様々な汚れ」に対する落とし方など
でした。
これを先程の「シンプルなパッケージ」や「ギフト」などと掛け合わせて、「使い続ける」ことのできる生活に密着したモノでもありました。なのでコストは上がりますが、
「何回も利用でき、量り売りができる」
ことを軸に「洗濯洗剤」の中身はもちろんのこと、「パッケージ」はもちろん「シール」なども、全て国産にこだわりパッケージの強度(蓋の開け閉めがたくさんできる)なども視野に入れて作りました。「シール」も実はMATINAのパッケージは
どれだけ洗っても剥がれたりへたれたりしない
んですよーw!!知らない人が多いと思いますがお試しあれ!w
そうして生まれたのがMATINA(マティーナ)です。
もちろん、1人で今のことを考えたわけではなく、DICTOM DESIGN 様の竹藤くんと、自分たちは中身や現状やお客様に届けたいことを、デザイナーさんからビジュアルやパッケージボトルや伝え方を。
かなりぶつけ合って何日も何日も打ち合わせを重ね作っています。
最終的にMATINAがリリースできたのは、やろう!となってからこんな感じ。
- 2016年12月 やりたいことや作りたいモノの模索
- 2017年4月 売るモノもほとんどない中、初イベント。右も左もわからない。マルシェって何?
- 2017年6月 無理矢理「BUBBLEMAN STORE」オープン。
- 2017年8月 相変わらず色んなイベントに出て調査と試作
- 2017年11月 「MATINA」リリース
うちは元々、業務用の洗濯洗剤や洗剤や石鹸の知識はあったし、中身もすぐにカタチにしやすかったので比較的早い方だとは思いますが、それでもほぼまるっと一年かかっていますし、驚くほど試作とパッケージボツを繰り返しながら、お金と時間と労力をかけて商品ができています。
なので簡単には作れないいうことを理解した上で、やる気のある方はぜひ DICTOM DESIGN の竹藤くんに相談されてみてください。
きっと上に書いたことも加味しながら、デザインしてくれると思います!あくまで本気なら!(どういう方向に流れるかも相談していくことで変わっていくこともあるので予算も十分に準備した上で)※商品作る前にお店作りました
MATINAは生まれたけど、全然進んでいない!笑
最終何話になるか分かりませんが、もうしばらく良ければお付き合いください。
次回へ続く・・・!