泥遊びでついた汚れは落ちるのか?

こんにちは!ブログを見にきて下さりありがとうございます^^

早速ですが、みなさんは洗濯する時に”砂や泥がついた汚れがなかなか落ちずに苦労した”経験ってないですか??

経験ある方は大きく頷いてくれると思うんですが、繊維の中に入り込んだようだったり、シミにようにこびりついてるようだったりで、なかなか落ちないんですよね。。。

つい先日、息子が授業の一環で砂遊びをする為「汚れても良い格好で来てください。(汚れた時用に着替えも1着入れてください)」とプリントでのお知らせが。

朝バタバタと準備をしながら息子に「今日は汚れても目立ちにくい、黒とか紺とかの服きてねー」と伝えて、予備の着替えには白い服を入れて持たせました。

そして夕方迎えに行った息子が白いTシャツを着てたので「砂遊びで汚れたから着替えたんだね〜」というと、「ごめん、これに着替えて遊んじゃった☆^^」

・・・・えぇーーっ!!まじかよー!w

案の定白いTシャツの背中がシミだらけwお友達と砂水にしてかけ合いっこして遊んだとの事w

さぞかし楽しかった事でしょう^^なぜか学校についてすぐに白Tに着替えたそうです笑

・・と、前置きが長くなってしまい申し訳ありません!今回は砂(泥)遊びでついた汚れの落とし方についてご紹介していきたいと思います!

砂や泥はなぜ洗剤だけで落ちないの??

衣類の汚れに関しておおまかに分類すると以下です。

  • 油溶性汚れ
    • 油汚れや皮脂汚れなど水に溶けにくいもの(チョコ、ファンデーション、クレヨンなど)
  • 水溶性汚れ
    • 汗や飲み物などの水分を含むもの(コーヒー、血液、汗など)
  • 不溶性汚れ
    • 顔料や粒子などの水や洗剤には溶けないもの(顔良インク、泥、サビなど)

おおまかに分けるとこんな感じ。

この中でも特に落ちにくいと言われているのが「不溶性汚れ」なんです。その不溶性の汚れを代表するのが砂土や泥汚れというわけなんですね。

なぜ落ちにくいのかというと細かな粒子が繊維に入り込んで固まってしまう状態になったり、

墨汁やインクなどは染料とは違って色を素材の上に付着させて色をつける「顔料」を使っている為なんです。。

大体の汚れの多くは、水で洗い流せば落ちたり、洗剤を使って汚れを浮かせたり分解したりできます。もちろん砂土なんかもすぐさま洗い流せばある程度は落ちてくれるんですが、こういった不溶性の汚れはシミに変わると正直なかなか綺麗には落ちません・・・。

さらにそれがデリケート衣類であると尚更ご自宅でのお洗濯に限界があります・・そんな時はプロであるクリーニング店に行くことをおすすめします◎

実際に洗濯してみます

こちらは一度特に何も手洗いなどせずに洗濯機に入れて洗濯した状態のTシャツです。

やはりシミのようになっていて落ちていませんね。。

ではここから手洗いでどこまで落ちるかやってみようと思います^^

まずはお湯を入れた容器にTシャツを入れておきます。

お次に液体洗剤を入れます。

今回使うのはMATINA(マティーナ)商品なんですが実はまだ試作段階であるサンプル洗剤を使わせていただきます!こちらはオーナーの自信作だそうで、泡立ちや洗浄力などバランス良く作れたとのことです!(まだ先のお話ですが発売になる際はまたご紹介させていただきますね!)

よく泡立てて揉み込んだりしましたが、目に見えての変化はあまりなし・・

そこでもう一つ!

こちらも試作途中のサンプル品にはなってしまうのですが、こういった泥汚れなどにおすすめとの事でこちらもお試しさせていただきました^^

物理的に汚れを絡め取って綺麗にしてしまおう!というイメージの洗剤なんでしょうか?つぶつぶとした物が入っていますね。

気になる箇所に直接垂らして見るとこんな感じです。ピンポイントで落としたい所に垂らすとこができて良い感じです!

あとはブラシで擦ったり、洗濯板を使ってみたりしました。手だけでは落とせなかった汚れもブラシや洗濯板などのお洗濯グッズがあれば便利なのでおすすめです◎

さて効果はいかに・・?

どうですか??結構シミが薄くなってますよね??!

これはかなり期待できそうです◎この調子で頑張ってブラッシングしていきます。

最後は仕上げにクエン酸を入れてすすぎ、干して完了です!

お時間がない時はすすぎから洗濯機に入れてもOKですよ♪

そして気になる乾いたTシャツがこちら

最初のと比較してみるとだいぶしみ部分が薄くなったと思いませんか??

プロの力を借りず自宅で洗濯する場合でも、正直ここまで落ちてくれると思わなかったので嬉しい発見です♪

しかしシミが完全に落とすことはできませんでしたね。。。やはり時には難しい汚れもあるという事が今回わかって勉強になりました!

今回使ったブラシ、洗濯桶と洗濯板はこちら


様々なMATINA(マティーナ)商品ができるまで

ちなみに今回のサンプル品は「お客様からのお困り事」から生まれた商品なんです^^

洗濯についてのお困り事や気になる事なんかをダイレクトに聞けるのは専門店ならではだと思うので、しっかり商品作りにも活かせるようにスタッフミーティングでもよくお客様のお声はシェアしています^^

毎日何気なくしている洗濯ですが、人によって色んなお困りごとがあるかと思います。洗濯洗剤や洗濯方法だけでもし解決ができたなら、今より洗濯がきっと楽しくなるはずです◎

わたしたちMATINA(マティーナ)もそんなお手伝いができたらとても嬉しいなと思います♪

ご意見やご質問等いつでもお気軽にお問い合わせください♪


ランドリーショップ MATINA(マティーナ)
福岡県久留米市本町3-9
営業時間/毎週水曜〜金曜 11:00〜16:00
    /毎週土曜日 11:00〜18:00  

※日曜日・祝日は不定期営業

TEL 080-5209-1929
INSTAGRAM
FACEBOOK
YOUTUBE

ABOUTこの記事をかいた人

45年続くクリーニング卸売業の3代目。お客様であるプロのクリーニング屋さんに繊維や仕上げ方などを教わりながら、現在では洗浄技術などをプロのクリーニング店に提案するように。 より多くの方に身近な洗濯や洗剤、せっけんのことを知って暮らしを楽しんで欲しいとの想いから福岡に2017年からスタートした洗剤専門BUBBLEMAN STOREは、2022年に移転を機にブランドのフラッグシップショップ「Laundry shop MATINA(マティーナ)をオープン。 「洗い方」を伝えるランドリーブランド「MATINA(マティーナ)」はアパレルショップ、雑貨屋さんなどを中心に全国65店舗展開中。 アパレルショップの素材や洋服に合わせたメンテナンスの監修や、企業様に合わせたオリジナル洗濯洗剤の開発も行なっている。 販売店様では洗濯教室などの体験型のワークショップだったり直営店では毎週金曜日に手作り無添加石鹸教室なども行っています。