3月2日に開催される「クリーニングやさんとナチュラルクリーニングを考える会」では講師の方や他のお店にブースに行って質問できる時間をしっかりと取っています。
「手を挙げて質問はちょっと・・・」
という方も講師陣の皆様とプロフェッショナルの特化したクリーニング店様が壇上から降りてブースにて質問を受付ますのでお気軽に質問されてみてくださいね♩
このブログを読んで気になったことや質問を考えてご来場頂けるとより良い会になるんじゃないかなと思います。
前回に引き続き・・・・
前回は松栄クリーニング様がお話される「ドライクリーニング」の基礎知識についてお話させて頂きました。
そして今回お話させていただくのは
「ウェットクリーニング」について簡単にご説明させていただきます。
ウェットクリーニングってなに??
多くの方がそもそもウェットクリーニングって何??
という感じではないでしょうか?
ウェット??濡れる?湿っている?どうゆうこと??
このようなマークを見たことはありますでしょうか?
これを新しい洗濯表示である「ウェットクリーニング」についての表記です。
きっとあなたも1枚はこれが付いている洋服を持っているはず。
付いてるけど何??
はい、ほとんどの方が付いてるか付いてないか確認してないと思いますw
このウェットクリーニングのマークは基本的にプロ向けに作られた「水洗い」のマークになります。
このマークが付いている衣類には特殊な条件下や素材で出来た洋服に対して、お家でも洗うのが大変、前回お話したドライクリーニング でもちょっと・・・そんな衣類に付けられる専門家による特殊な技術で行う水洗いのためのマークとなります。
私たちには関係ないじゃん!
プロ向けマークなら私たちには関係ないじゃん!と思われる方も少なくないはず。
そうなんです、基本的にはプロ向けのためのマークでしたが、
ウェットクリーニングのマーク皆様知っていましたか??
ってところです。知らなくて当然でこのマークは2016年より、導入された新JIS規格として世界基準に合わせたマークとなります。
これが付いた衣類は一体どんなものがあるのでしょうか??
ランドリー?ドライ?ウェット?
では一体どんな洋服についているのでしょうか??
まず一つずつ消去法で考えていきましょう。
まずはお家で洗える洋服である、Tシャツ・下着・タオルなどから。
まあお家で洗える洋服ですからね、当然ほとんどの方がお家で洗う!って人が多いと思います。
当然、お家で洗える洋服はプロのクリーニング屋さんでも洗えます。
何がお家で洗うのと違うのでしょうか??
- 汚れが酷くても、その汚れが落ちるように特殊な洗濯洗剤や温度で洗ってくれる
- きちんと綺麗にアイロンやプレスで仕上げてくれる
ここが、お家洗濯とプロの大きな違いです。一番メジャーなアイテムで言うとワイシャツが近いかな?と思います。
ワイシャツはお家でも洗えるけど、クリーニング屋さんに出すと綺麗にしてくれるし、アイロンや仕上げもしてくれますよね。
お家で洗えるんだけども、プロが汚れや状態に合わせて洗って仕上げてくれることをランドリークリーニングと言います。
汚れにフォーカスした洗い方であると言っても良いかもしれません。
さて、次に行ってみましょう。
続いてお家で洗って失敗したことのあるランキング1位のセーターやニット、コートやダウンなど動物の毛や羽から出来た繊維で出来た衣類です。
動物の毛は基本的に、水に付けると水を吸って膨らみ、そのまま洗濯機でゴリゴリ洗うと毛同士で絡みあい、ぐちゃぐちゃになります。
お家で手洗いで洗う方法ももちろんありますが、ドライマークが付いている理由は様々で単純に繊維だけが要因とは限りません。
家庭で洗う水洗いと違い、油で洗うため動物の毛で出来た繊維が膨らまず、機械で洗うことで頑固な汚れも叩き出したり、また油が洗うがゆえに襟の汚れや油汚れを少ない力で洗うことができるため、衣類に負担をかけず洗えるのです。
お家で洗うのは少し難しく、プロのクリーニング屋さんでしか出来ない油で洗う方法がドライクリーニングと言えます。
これは油汚れと製品である衣類が崩れないように考えられた洗い方であります。
ドライクリーニングなんでも洗えるじゃん!!
そう!ドライクリーニングなら何でも洗える!!と思われがちなのですが、そんな万能を思わせるドライクリーニングにも弱点はあります。
それは油で洗うがゆえ、水で付いた汚れがあまり取れません。
洗剤が入っているので、全く落ちない訳ではありませんが、水を由来とする汗やお酒、ジュース、おしっこや、いろんな汚れが入り混じった「シミ」も落ちないものもあります。
ようやく出てきたウェットクリーニング
ここでようやくウェットクリーニングの登場です。
- ランドリークリーニング (汚れ落ちにフォーカスした水洗い)
- ドライクリーニング (油汚れを落とす油で洗う洗い方)
これでは対応できない衣類が存在するのです。
ウェットクリーニングとは、衣類の汚れや繊維のバランスを考えながら洗うプロフェッショナル水洗いです。
通常ドライクリーニングでしか洗えないような衣類まで水洗いで洗うためトータル的な技術がないと洗うことができません。
例えばシルクのブラウス。
インナーで着るので汗をかきますよね。
でも普通のクリーニングでドライクリーニングで洗うと水由来の汚れ「汗」が取れません。汗が取れないと時間が経つと黄ばんでしまいます。
働くサラリーマンのスラックス
これもまた先ほどと同様でウール混紡で出来ていますよね。羊ですからドライクリーニングをオススメしたいところですが、毎日の営業周りで汗びっしょり。
接着剤で装飾されたキラキラ系お洋服
世の中には色んなお洋服があります。お家で洗うとラメが散乱。ドライクリーニングで洗うと接着剤を溶かし、またもやラメ散乱です。
まるで本物!?合成皮革。
まるで本物のような化学的に作られた合成皮革。これは着ようが着まいが劣化し裂けてしまうという特徴があるものです。水で洗うと負荷が重すぎて裂けめが酷くなる可能性があるし、ドライで洗うと同じ石油から出来ているため親和性が良すぎて劣化する可能性があります。
挙げていくとキリがないほどウェットクリーニングで洗った方が良いものは存在します。
今回お話いただくwet cleaning Lab 様
だいぶウェットクリーニングについてお話しましたが、福岡の方はご安心ください。そんなウェットクリーニングの専門店が福岡には存在します。
その名もwet cleaning Lab。
今回のお話を踏まえた上でwet cleaning Labならではの洗浄技術やこだわりをお話を聞くと、なるほど〜と理解が深くなると思います。
wet cleaning Lab (ウェットクリーニングラボ)
福岡県福岡市中央区平尾1-11-12 1F
TEL 092-791-2797
OPEN 9:00-19:00
CLOSE Wednesday
長くなりすぎたので、詳しくは当日聞いていただきたいのですが、このウェットクリーニングラボ様の洗浄用洗濯洗剤にも、MATINAの肌に優しい液体石けんを採用いただいています。
つまり洗浄技術だけじゃなく、肌への安全性や環境負荷まで考えられた全国的にも新しいタイプのお店です。
詳しくは当日色々質問されてみてくださいね♩
こんなお話が聞けるのは・・・
□日時
3月2日(土) 13:30〜16:30
□ところ
福岡市科学館 サイエンスホール6F(地下鉄七隈線六本松駅直結)
□費用
おとな1人 3000円
15歳以下無料
□申し込み
事前申し込み制
下記URLより必要事項を記載しお申込みください。
https://ws.formzu.net/fgen/S2685702/
□お問い合わせ
BubblmanSTOREアカウント
各種DM及びお電話でのお問い合わせ
TEL 080-5209-1929
□注意事項
事前申込み制となり、当日の参加は原則頂けませんのでご注意ください。
会場前方にフラットシートをご用意しています。敷物などの準備が足りない可能性もございますので可能であればご持参ください。
お気軽に小さいお子様をお連れでお越しください。
フラットシート以外も通常の座席タイプのお席もあります。
キャンセルにつきましては原則不可となりもしご来場頂けない予定が入りました時はお友達などにお譲りください。