こんにちは!
ブログの更新を怠りつつ、ちゃんと新しいことは進めていたバブルマンストアの牟田です。
今回はその中の一つであるギフトボックスの箱ができるまでを少しだけご紹介します。
一つの商品が出来上がるプロセスに比べたらまだまだ製作期間は早い方ですが、それでも色々と準備は必要ですので覗いて見てください♩
まずは企画から
まずは当然ではありますが、企画から商品作りをスタートしていきます。
そこで重要になるのが、今のお店などに買いに来てくれるお客様はなぜMATINAの洗濯洗剤を買うのか??ということ。
MATINA LAUNDRYの洗濯洗剤は市販のスーパーで売られているような洗濯洗剤に比べるとやはり高価にはなってきます。
それでも市販の洗濯洗剤には安いには安い理由があったりはします。ここではお話すると長くなるので割愛いたしますがそんな訳で
□肌に優しいシリーズ → お子様やご自身が肌が弱い方やなるべくナチュラルなものを使い方
□デリケート衣類を守る洗濯洗剤やデニムが色褪せない洗濯洗剤 → オシャレでファッションを楽しんでいる方。ご自分で手洗いする機会が多い方
□MATINAオリジナルソープ → 良いものを使っていきたいと感じている女性。流行のものよりもご自分にあったもの。
□香りで誤魔化さないエアーミスト → 最も興味を持たれる方が多い商品
大きく分けるとこんなお客様が多いのかなという感じです。
それとこれはお店を始めてから多かったのが、
「プレゼント」や「ギフト」として友人や彼女に贈りたいとのご意見を頂戴していました!
実は洗濯洗剤って贈り物で上げられるようなものってほとんどないんですよね!
どちらかというと日常の中の消耗品というイメージでなかなかスーパーで販売しているような洗濯洗剤を人にプレゼントするのはちょっとな〜・・・というようなご意見。従来品や市販品で多いのはお中元とかお歳暮で詰め合わせみたいな感じの奴ですね。MATINA LAUNDRYでお店で最もご要望が多いのは出産祝いや内祝いのお返しです♩皆様のギフトと被らず消耗品として使えるあたりがプレゼントしやすいのかなと思います。赤ちゃん用の組み合わせとかはすごく多いですね!来月は結婚式の引き出物に使いたいなどの声も頂戴しています。
ここから色々考えていく中で、キーワードは二つ。
出産祝いや結婚式の引き出物としては30代40代の方ももちろん多いんですが、50代60代のお孫さんが生まれて〜という方も多いので、
◯フランク過ぎないイメージの、しっかりしたギフト
洗濯洗剤って色々組み合わせると重量もそれなりに出てくるので
◯重量に耐えうるしっかりとしたボックスタイプ
こんな感じでおおよそギフトボックスの形状イメージは決まっていきます。
いろんな箱たち
箱タイプで行こう!!と決まってからは今度はどんな箱にする??との話になっていきます。
箱と一口に言えど、段ボールもあれば、紙貼箱もあるし、場合によっては再生原料などを使用した良質な卵などのパッケージで使われるクラフト紙を使用したような箱もありますよね。たださっきの決まった二つは外せないし・・・
◯フランク過ぎないイメージの、しっかりしたギフト
◯重量に耐えうるしっかりとしたボックスタイプ
あともう一つ微妙なこだわりですが、これを使いたくなかった笑↓
名前がわかりませんが、このフワフワした奴です笑。単純にあんまり好きではないということではないですよ!笑
MATINAの洗濯洗剤はギフトでいくつかの組み合わせになると考えた時にちょっと重量があるので、紙の緩衝材じゃ片側に寄ってしまったりして開けた時に申し訳ない感じになってしまうんじゃないか?という恐れがありました。すごく便利なんですけどね・・・・。あともう一つの理由としては「少しカジュアル」要素が強いかな??と言った感じです。MATINAをプレゼントで贈られる方も贈る方も比較的若い子たちよりも、自分のライフスタイルが確立されている大人な方が多いからです。
なので、このフワフワを使わずに洗濯洗剤が箱の中で遊ばずに品格を保ったギフトボックスということに決めました。
箱屋さんにワガママに付き合ってもらいながら・・・
だいぶ形が決まってきたので、そろそろ箱屋さんに連絡。
遊びのないしっかりした箱を作りたいし、ロゴも印刷したい。でも何種類か製作しないとお客様に要望に合わせたギフトボックスが出来ない・・・それだけは避けたいなー。
ということで、直接お伺いさせて頂いて社長様に直談判を決め込むことにしました笑。
今回ギフトボックスを作って頂いたのはこんなところです。
佐賀県の有田町という陶器ですごく全国的にも有名な街です。「有田焼き」やお隣の「波佐見焼」などは有名ですよね!九州のブランドなんだから九州のものを使いたいとの想いもありましたし、ちょうどご紹介いただいた 茶舗ふりゅう さんが作っておられたので現物を見ることができたので何よりでした。
陶器の街ということもあり、形んも大きさも違う重たい陶器のための箱だから、しっかりした素材で作っているのではないか?という予想は的中し、そこからはギフトボックスのサイズの微調整で社長とともにミリ単位で計測していきました。
箱の製造する場所によると思いますが、こちらの工場は完全に手作業で一つ一つ箱を作って行きます。これも私たちに取っては一つの魅力でした。1個1個手作りでしたので、大まかに測って持っていったMATINAのパッケージに合わせてサイズを微調整!縦横高さを少しずつ調整していきます。この作業はすごく面倒ではありますが、あのフワフワした奴を使わずともジャストサイズでMATINAの洗濯洗剤や化粧石鹸のギフトボックスを作ることができます。
なかなか年代物そうな箱の角を止める機械です。後半は社会科見学のようになってきました笑。
結局紙貼箱をコストが高くても採用することにしました。箱と紙を合わせる糊材は天然の三河糊を使用。もちろん肌に安全なものを使用しています。
先ほどの糊材をローラーで薄く伸ばして、紙に貼り付けて行きます。綺麗にまた塗れていくので見ていて面白い・・・
最後まで手作業で仕上げていきます。この青い紙が表面となる紙の部分で白い部分が箱ですね!よーくみると、青の紙の方にうすーく糊が付着しているのが見て取れます。これをピタッと貼り付けていく作業は本当に職人技でしたよ!めちゃくちゃ早いし!
試作の箱でさらに微調整
試作の箱まで作って頂き今度は開閉のテスト。
箱を開ける時の空気の抜け方で、ゆっくり蓋が取れるのか、スッと取れるのかが決まります。
これは以前福岡大丸のイベントで桐箱屋さんに教わったのですが、人間はゆっくり開くものでおおよそ3秒間かかると期待値が上がるらしいです。デザイナーさんにも聞きましたが、 AppleのMacやIphoneのパッケージの箱もそうなっているんだって!これは反映させないわけには行かないと、MATINAのギフトボックスも素材が違うので全く一緒とはいきませんが、微調整、微調整。繰り返していきます。
箱一つ作るのにもこれだけの時間と手間がかかりますが、たくさんの人がこのギフトボックスをプレゼントして喜んでくれる姿を想像するとしっかり作りこみたいと思います。実はこのブログを書いている今はもう完成しています(^ ^)ご依頼お待ちしています♩
お店や直接お問い合わせ頂ければ、プレゼント用にギフトボックスでお出しすることができます!商品代金+ラッピング費用として税別300円頂戴しています。商品代金5500円以上で指定のご住所に送料無料で贈ることも出来ますので、お気軽にお問い合わせください♩合計金額が3000円〜4000円の利用しやすいものもありますよー!
でも、本当はまだ終わりじゃないギフトボックス・・・笑。
それはまた次回にでもご紹介いたしますね♩
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