こんにちは！
今回もお客様から頂きましたご質問に答えていきたいと思います！
洋服の写真や洋服の品質表示を送って頂ければ可能な限り洗濯のやり方やシミの落とし方、素朴な疑問にもお答えしていきたいと思いますのでお気軽にご質問いただけたらと思います◎
いつの間にか、洋服の袖口から白いヒゲのようなものが生えていたんですが、これって何でしょうか・・・？もう一度洗えば取れるでしょうか？
そして合わせて送って頂きましたのはこちらの写真。
冬の時期には重宝するUNIQLOのヒートテックでした。
日本人の定番アイテムのような存在のアイテムになっていますよね・・・！
さぁこの白いヒゲの正体はなんでしょうか？？
「白いヒゲ」の正体はポリウレタンという繊維
答えから単刀直入にお伝えすると、この白いヒゲのような毛はポリウレタンという素材が劣化して千切れてしまったものです！
少しアップにしてみるとわかりますが確かに記載してある「ポリウレタン」の表示。ほんの数%ですが確かに入っております◎
ポリウレタンとはいわゆるストレッチ素材のような体に合わせてフィットするような伸びる洋服に使われている合成繊維の一つです◎
その証拠に触って守るとビヨーンと伸びるので確認するときは指で摘んでみて、ビヨーンと伸びるとそれはストレッチ素材の役割として使われているポリウレタンです。
ポリウレタンはヒートテックに限らず様々な洋服に使われている素材でもあります！
例えばヒートテックのような普段着ももちろんですが、ヨガウェアやナイトウェアにもお家でリラックス出来るように使われています。伸縮性が高いのでお家でリラックスするときにラフに着用することができます。
こちらのヨガウェアとして販売されているレギンスはポリウレタンが22%としっかり入っております。ユニクロのヒートテックに比べても肌にピタッとしたデザインであればよりポリウレタンが多く使われていると言えるかもしれません！
他にもトレーニングウェアやスポーツウェアなどももちろん多くのストレッチ素材を使用したものもあります◎
体を動かすときに邪魔にならないようよりフィットしたデザインや伸縮性を生かして暖かさや汗の吸水作用を他の素材で代替することで吸水性と伸縮性を併せ持ったウェアなどもあります。
最近では特別なウェア関係以外でもスーツやデニム、ファッションの中にももちろん様々な場面で使用されることが多くなってきました。
最近はゴルフウェアなどでも使われることがとても増えてきました！
ポリウレタンが劣化したものはどうにかなる？
さぁここまでいろんな素材に使われているポリウレタンですが
一般的に寿命はおおよそ3年〜5年と言われています。
これはポリウレタンの運命のようなものでして、空気中の水分などと結びつき『加水分解』と呼ばれるもので着用していても、着用しなかったとしても3年〜5年も経つと劣化が進んできてしまいます・・・！
難しいことは覚えなくても大丈夫ですが、ポリウレタンが含まれた洋服は
寿命はおおよそ3年〜5年と覚えてもらえればOKです！
なかなか寿命を伸ばす方法というのも難しいのですが、寿命を早めない方法としてはなるべく熱乾燥は避け、自然乾燥で乾かしていただくことが重要になってきます。
MATINAでは結構オススメすることの多いリンナイさんのガス乾燥機やコインランドリーはポリウレタンが使われているお洋服だけは自然乾燥して頂くことをおすすめします◎
普段のお洗濯には本当におすすめのコインランドリーの乾燥機のみ利用と、予算に余裕がある方はリンナイ様のカンタくんもおすすめですので興味のある方はぜひご覧ください♪
購入するときに使い方と相談しよう♪
伸縮性の高いストレッチ素材の良いところとデメリット色々と紹介させて頂きましたが、一番は購入するときに洗濯表示を見て自分が使用する生活と合わせて考えるのが一番です◎
例えば今回のヒートテックのようなものは一度劣化したポリウレタンは千切れてしまっているので元に戻ることはありません。しかし、3年〜5年も使ったのであれば価格も1000円くらいですので十分な働きをしてくれたんじゃないかな？と思います◎
しかし10年は使いたいブランド品のお洋服でしたらいかがでしょうか？？
もちろん、5年着れれば十分！という方は良いかもしれませんが、10年この先も着たいお気に入りが3年でダメになったら悲しいですよね・・・・
いろんなな洋服や繊維の知識も頭の片隅に置いて、ぜひ購入するときの一助にしてくれると嬉しいです♪
ランドリーショップ MATINA（マティーナ)
福岡県久留米市本町3-9
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